10月が始まった。
10月になった途端に
日中の暑さも和らいで
とても過ごしやすい。
いつも9月頃から始める
大掃除や断捨離も
漸く捗る。
先日、小3の娘が
「ありがとうの反対は何でしょう?」と
私に問うてきた。
勿論、答えは知っている。
私「素敵な問題だね!お母さんは知ってるよ。
◯◯(娘)ちゃんは答え知ってる?!」
娘「知ってるよ!教えようか?」
私「うん、教えて」
娘「答えは…ごめんなさいでした~!!」
私「そっかー、ごめんなさいが答えだと
思ってたのかー」
娘「答えはごめんなさいじゃないの?!」
私「うん、ありがとうの反対はごめんなさい
ではないんだよ」
娘「えー!!じゃあ何?」
私「ありがとうの反対は当たり前なんだよ」
娘「へ~!!知らなかった~!!」
感謝の反対は謝罪ではない。
漢字の苦手な小3の娘に
ありがとうという言葉が
どのようにして生まれたのか、
なぜ、当たり前が反対語なのか
漢字を交えて説明した。
生きていく上で
一番大事にしたいことは
「感謝すること」
経営の神様と言われた
松下幸之助も
感謝することは
人間の喜びや幸福を生み出す根源、
感謝の心がないところからは
幸福は生まれず、
結局、人間は不幸になる
とまで言っている。
(何かの書物で読んだ記憶なので
言葉はまんまではないことをご了承願いたい)
生きることが苦しいとき
人は感謝を忘れがちだ。
しかし、そんな状況だからこそ
感謝の念が大事なのだ。
今、高2の娘は
家族への感謝が足りない。
昨日もそれで喧嘩になった。
身の回りのことや
行きたいと言った私立高校に通えていること
小遣いを毎月もらえてること
などなど
感謝より先に文句が出る。
娘の言い分も
わからなくはない。
体調不良をおして
頑張っているのも
知っている。
しかし、
自分の言い分が常に先立ち、
それが受け入れられないと
分かってくれないと文句を言う。
日々の暮らしが
「有難い」と感じているだろうか。
時々、娘を見ていて
私は甘やかし過ぎてるのかと
後悔することがある。
発達の特性、気質、抱える病。
そんな娘のサポートが
本来できることを
奪っているのではないだろうか、
娘の成長を妨げてはいないだろうかと
ふと立ち止まり、考え込んでしまう。
お釈迦様は
生きていることが
「有難い」ことだと
仰った。
娘は苦しくなりすぎて
不平不満が爆発すると
「生んでくれなければ良かった」
と言う。
親にとって
一番堪える言葉だ。
それでも
伝え続ける、
感謝することの大切さを。
子どもたちの幸せな人生を願いながら。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
今日も心からの感謝と愛を。
小さな頃の反抗は可愛かったなあ(笑)