トムと出会ったのは2006年の7月。
梅雨時で雨の降り続いた一日だった。
当時私はある基地内で働き始めたところだった。
基地内といってもアルバイト勤務だったので、
英語がそこまで堪能ではない私も気楽に働いていた。
従業員は合計4人と、少ないがそれゆえに皆仲が良かった。
出会いは私の職場だった。
トムは当時MP(ミリタリーポリス 基地の中のおまわりさん)
として私の勤務先と同じ基地で働いていた。
基地内を巡回中に、私の職場に顔を出した それが最初の出会い。
トムは私の上司のマネージャー(男性)と仲が良かったらしい。
私の職場にはバーも隣接してあったので、
そこの客と店員という関係で。
だから、トムは久しぶりにマネージャーに会いに来たらしい。
初めてトムを見た印象。
かっこいい!とは思わなかった。
話し方がチャラ男っぽい。なんか軽そうな感じ。
とにかく、決して良い第一印象ではなかった。
思わぬところで新しい女(私のこと)を見つけたトム。
ここから私へのちょっかいが始まる。
マネージャーが新しく私がアルバイトとしてはいったことを
トムに告げる。
トムの私への最初の一言
「Can you speak English?」だった。
しかも馬鹿にしたような言い方で…。
とってもむかついた!!!
いくら得意でなくっても、電話応対や接客は英語でしなければならないし、
基地内で働いてるんだから、少しくらい英語できると思え!と思った。
「Yes!!!」
とだけ言って、まだ何か言いたそうなトムを残して
その場を去った。
その後、私の後をフラフラとついてきてまた何か言いたそうだったが、
何か言われる前にまた去った。
そんな出会いだった。
付き合って、結婚するなんて、想像もつかない。