結局この日はバイバイの瞬間まで駄々っ子モードから抜け出すことができなくて
散々トシを振り回してしまった
でもトシがそんな私に言った言葉は
「一つだけ約束して?」
「来週また会って」
だった
こんなにわがままで
八つ当たりばかりしたのに
トシはどこまでも優しい人…
そうして家に帰った私は
両親に今日あったことを話した
ごく自然に言葉が…
と言っても
‘爆笑された’
と言うだけで泣き出しちゃったんだけど…
家族以外と外出することの少なかった私が
自ら外出をするようになったことを喜んでいた両親にとっても
親から離れた私たちが
こんな体験をすることに
改めて思い知った
という雰囲気だった
でも両親は悲観なんてしてなくて
「女学生なんてそんなもんでしょ」
「パパも多分ハゲとかなんとか笑われてるよ」
なんて言って笑わせてくれた
「楽しむために出かけて
なんで傷つけられなきゃいけないの?
そんなの無視してなさい」
何度も言われて
私も泣くのをやめた
すっきりした
私には
わがままを許してくれるトシと
一緒に辛さをわかちあってくれる両親や兄弟がいる
だからまた杖をもって歩ける
あんな人たちの一言よりも
大切な人からの一言は
何十倍も威力があるんだから


これでおわりで~す
最近は勉強に時間と心の余裕を奪われてて
なかなか書けてなくてごめんなさい
トシありがとう
