ラジオからふと流れてきた懐かしの曲
この曲を聴いていた頃、自分にこんなことがあった 青春だった...など、思い出の曲というのがある。


長尾中華そばで出されるラーメンはバリエーションがあって、その日の情景によって、ああ自分はあのとき津軽煮干のあっこくを朝食べていた、、
といった思い出の曲ならぬ、思い出のラーメンになり得るのかなとも思った。

7月22日朝 一番町を6時30分に出発し、仙台名取店開店時刻 7時ちょっと過ぎた頃に到着。

げんこつラーメン時代からの看板がやはり良い。


前々から気になっていた津軽煮干BLACKを注文。

なんか富山ブラックを意識したらしいが、私は富山ブラックはカップ麺でしか経験がない。

さしあたり七味唐辛子をかけてから

スープを一口。
見た目よりしょっぱくないし、油っこくもない。

津軽煮干と鰹などの味が豊かに染みている。黒いけどやっぱり津軽と思わせるスープ。
青森市のマル海ラーメンを思い出した。

ストレートの中太麺に黒が染まっている。コシは少ない。これはこれで個性的で好感がもてる。
BLACKに関してはチョイスがないようだ。

薄いチャーシューもこれはこれでBLACKにピッタリである。
ドンブリの底には独特の印字が。

朝7時 客は私1人
あとは店主?が1人
店に入っただけで煮干しの匂いがプンプン
店内のテレビからは東京オリンピックのニュース
そんな中で自分は個性ある津軽煮干BLACKをすすっている。。。
やがてもう1人従業員が煮干しらしきものを持って「いらっしゃいませ!」と言いつつ入ってくる。

近くには仙台空港。
田んぼが広がるなかでのいくつかの工場。
店の前は、夜行バスも、長距離トラックも走る国道4号線。店のすぐ後ろは東北本線の列車が走る。

仙台空港鉄道が出来る前は、空港まで車で送迎してもらうのが殆どであったろう。

そんなロケーションで自分は朝、ラーメンをすすっている。

で、今日は母校東北学院が、高校野球宮城大会で準決勝を戦う(←なんと、一点差で勝利し初の決勝進出!!)



こんな日は長尾中華そばのあれだった、、
もう少し近所だったら、それくらい自分の生活に染み込んだかもしれない
(と言いつつ朝8時には自宅に戻った 笑)
暑い日が続くが、仙台の朝7時はギリギリそんな暑くない。

次回は「こく煮干し」を手打太麺で試してみたい。