今、夏の高校野球地方予選が真っ盛りだが、東北地区の高校が一度も甲子園で優勝していないのをご存知だろうか?

数少ない「白河越え」のチャンス、2001年春の選抜高校野球決勝にて、仙台育英の当時一年生ながら三塁コーチャーズボックスに立ったのが今の油そばはてな 萩の宮製麺所を経営する(株) GLAFTの畠山代表である。

現在仙台東高校監督の芳賀崇さんがエースで決勝まで熱投し、常総学院に一点差で負けてしまった。畠山さんは3年生のときキャプテンをつとめた。ダルビッシュ有投手を中心に、東北高校が決勝で常総学院に敗れるのは翌2003年夏のことである。

畠山さんはやがて幼なじみの金城さんと仙台で油そば専門店「はてな」をオープン。同店は「油そば一二三」と並んで仙台にて油そば専門店の草分け的存在である。

多賀城市八幡二丁目17-34
国道45号線沿いで、仙台から塩竈方面へ中野栄駅を過ぎ、極楽湯を過ぎ、ラーメンビリーを過ぎてやまなか家が右手に見えたらその向かいである。




萩の宮製麺所シエロ茂庭店で「近日発売」のままになっている「極太油そばペチカ」中盛を注文。

「ペチカ」とは小麦粉の製品名とのこと。高級パン用らしい。

ちなみに「萩の宮製麺所 一番町店」では「中華そばペチカ」が食べられるが、この暑い夏は油そばが良い(笑)

まず黙ってもついてくる味噌汁(笑)
無料トッピングの刻み玉ねぎ
有料トッピングからチョイスしたチーズと半熟玉子が配膳される。

味噌汁は少し薄い。

そしてこれが味変前のペチカ中盛 ※大盛まで同じ価格

タレをよく混ぜる。ん?太平楽の太麺?

と一瞬思ったがそうではない。むしろ太平楽より少し細く感じる。平打ちねじれ感が一芯結の羽田製麺に似てるが違う。


一口、熱い!この熱さが良い!

そして硬い!噛めば噛むほど香ばしく食感が楽しめる。

美味しい!やはりペチカは良い^_^



チャーシューは脂分が多く味がモワッとする。賛否両論出そうだが私は好きだ。


しばらく食べてトッピングを全部混ぜる。卓上の唐辛子も少々。

半熟玉子が熱で固まっていく(笑)刻み玉ねぎも申し分ないがチーズが混ざりあって味がふやけ、満腹度が増す。チーズの匂いが拡散されていく。

もし大盛でチーズを混ぜたら私的に危険だ(笑)

チーズが混ざったカルボナーラみたいな麺。これはこれで美味しいが、ペチカ麺自体の食感と風味を楽しむのであればチーズはいらなかった。

確かに太平楽で油そばを食べるときも、チーズを入れたのは2回きりだったなあ、、と思い浮かべる。


で、

そういえば「はてな」特製のラー油と酢を入れるのを忘れたと気付く。

少し入れてみたが特筆すべきことはない。

ペチカじゃなくて普通の油そばであれば全然有りだろう。


ともかく、味変していくうちにせっかくのペチカ麺が冷めていく。

トッピングをどれにするか、いつ入れるかは今後の課題である。

あと、できることなら味噌汁じゃなくて中華スープが良い、、、


仙台育英と東北高校。宮城県では昔から高校野球において2強と呼ばれる。(今年は、どちらも敗退するという波乱がおき、芳賀崇監督率いる仙台東高校に私の母校東北学院が勝って8強に残っている!7月19日現在)


油そばでは、はてなの「極太油そばペチカ」と太平楽の「油そば」が私的には2強である^_^


畠山さん、金城さんのバイタリティを見習いつつ、やっぱりシエロ茂庭店でペチカが食べられる日を心待ちにしている😊