こんにちは、
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キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
グローバルキャリア・アドバイザー
ブットラー惠子です。
先日は
ドイツのビザ取得の方法
ついて紹介しました。
今日はドイツのお隣、
フランスの就職事情について
書いていきますね。
フランスはEUでも2番目に
経済大国です。
とはいえ、
ドイツの収入の半分が
輸出に頼っているのに対し、
フランスは
製造から消費まで
自国内で完結しています
おまけにドイツは
自動車などの工業生産が
多いのに対し、
フランスはEU最大の
農業大国です。
食べ物の自給自足率が７割。
ちなみに
日本は４割にも満たしません。
そして出生率も高く
それでも働いている女性が
多いのもフランスの魅力です。
もちろんデメリットもあって、
食料品がドイツと比べると
高価だったり、
慢性的な高失業率に
悩まされています。
さて、お堅い話は
これぐらいにして、
フランスに
憧れる日本人は多い。
きれいな街並みと
洗練された
オシャレでグルメな
イメージが強いのでしょう。
こんな魅力的な国なので、
フランスに住んで
働きたいと思いを寄せる
人は世界中に多く、
元植民地だった
アフリカらからの移民も多い。
そんな訳で、
フランスでの就職は
ドイツと異なりかなり
困難なのが現状です。
短期間の滞在なら
ワーホリビザ、
オペア・ビザなどあります。
でもこれらのビザから
労働ビザへの切り替えは
不可とされています。
フランスは、
先ほども書いた通り、
貿易が少ないので
イギリスやドイツに比べると
日系企業も少ないのが現状。
またフランスは慢性的に
失業率が高いため、
外国人への労働ビザが
なかなか発給されません。
フランスの大学を卒業し、
就職先も見つかったのに
労働ビザが下りなかった、
というのもよく聞く話です。
ここまで書くと
フランスでの就職は不可能な
ように聞こえるかもしれませんが、
そんなことはありません。
私の日本人の友人は
フランスで就職を果たしました。
彼女は３０歳を過ぎてから
スウェーデンで
照明デザインを勉強。
その後企業研修などを経て、
照明デザイナーとして
パリで就職しました。
「芸術の都」、「食の国」
と称されていることもあって、
パリ、フランスは
クリエイティブな仕事や
ファッション、美容関係の仕事、
料理関係の仕事なら
チャンスはあります。
またフランスでは
フランス語が
少しでもできることが
重要になってきます。
なかなか
狭き門ですが、
不可能ではありません。
なのでフランスで就職を
目指すなら、
きっちりと
計画を立て準備をすることを
おススメします。
