こんにちは、
海外で輝きたい女性の
ワーク＆ライフキャリアを
サポート
ドイツ会社員歴１５年、
キャリアアドバイザーの
ブットラー惠子です
(プロフィールはこちら）。
今週は
「風景のちょっとある」記事を
お届けしています。
今日も先日に続き、
思いがけず一人旅となった
ニューカレドニアの旅について。
これまでの話
一人でウベア島に来た私。
2日目は
自転車を借りて
一人で島を探検することに。
島には舗装された道路が
一本走っているだけ。
私はカメラとわずかな荷物で
写真を撮ろうと
教会を目指して
一人で出発しました。
道路の脇には木が生い茂る
だけで、
他に建物らしい建物は
一切ありません。
（写真はイメージです）
その中を私はただひたすら
自転車を漕ぎ続けました
（若かったし、体力もあった(;'∀')）。
ところが
どんなに走っても
教会らしい建物は見つかりません。
1時間？１時間半ぐらい？
走って
もうあきらめようか、
という時に
その教会が見えてきました。
着いたーと
教会に気を取られていたところ、
教会の奥の学校の
生徒と思われる子供たちが、
１０人ぐらい一斉に
私の方に笑顔で
「わーっ」
と駆け寄ってきました。
きっと普段は
外部の人間との接点もなく、
純粋な好奇心でしょうね。
何の用かもわからない、
まったく見ず知らずの
アジア人の女性を前に
子供たちは屈託なく、
フランス語で
話しかけてきます。
フランス語は
「ボンジュール」しか知らない
私(;'∀')
戸惑っていると、
ちょっと大きめ
（といっても１０歳ぐらい？）の
女の子が、
学校で英語を少し習っている、
と言って
ゆっくり考えながら
私に英語で話かけてきました。
「みんな、
写真を撮って
もらいたいんだって！」
いきなりの急展開で
戸惑う私のことなど構わず、
カメラの前で笑顔の
子供たち。
モデルさん気どりで
ポーズを取る女の子、
ただ単にカメラや私に
興味がある男の子。
子供たちに言われるままに
写真を撮りました。
きっとカメラ自体が
珍しいんでしょうね。
みんなポーズを止めません。
英語と手ぶりを駆使して
ちょっと話なんかしたりして、
１５分、２０分ぐらい
経った頃でしょうか、
先生らしき人が教室から
出てきました。
みんな
教室に戻らないといけない。
「バイバイ～！」と
笑顔で子供たちと別れ
私はすっかり、上機嫌でした。
この経験は
今でも印象的で
ずっと忘れられない思い出です。
きっと子供たちは
決して裕福ではない生活を
送っているはず。
コンピューターゲームが
あるワケでもないし、
遊園地や公園が
あるわけでもない。
それなのに、
純粋でとっても幸せそう。
いえむしろ、
シンプルな生活だから幸せ
なのかもしれません。
物質的な豊かさは、
「資本主義的な幸せ」。
贅沢な生活や
お金が沢山ある＝幸せ
という考え方。
私たちの社会は
資本主義なので、
それはそれで良いと思います。
そういう幸せの定義がないと
資本主義も成り立たないし。
でも多くの人が、
それだけでは
幸せになれないことに
気が付いていますよね。
だから、
幸せには
色々なカタチがあって、
自分には何が幸せなのか
ということを
自分で知ることが大事。
海外に出ると、
視野が広がり、
人ってもっと自由に生きて
いいんだな、
と感じます。
あなたも
海外で自分の幸せのかたちを
見つけてみませんか。
