こんにちは
ドイツ働き女子の
ブットラー恵子です。
空港の荷物検査で
警察に逃亡路を
ふさがれたという話を、
トピックスに取り上げて
いただきました。
スタッフの皆さま、
読んでくださった皆さま、
誠にありがとうございます♡
どんな話？
と思われた方は
こちらからどうぞ♪
今日は昨日の続きで
フランクフルト空港の話を。
やっとのことで
荷物検査を
通過した頃には、
すでに搭乗時刻を
過ぎていました。
搭乗口に
急ごうにも、
少し距離があります。
早足で歩いていくと、
ふくらげぎに
急激な痛みが。
実は出発の前夜に
大人バレエのレッスン
に行ったのですが、
この練習が結構キツかった。
練習中すでに
少しふくらはぎに
負担を感じていました。
なのに家に帰って、
ちゃんとケアしなかったのが
よくなかったですね。
一度夜中に
ふくらはぎがつって、
飛び起きました。
それが治りきって
いなかったようです。
早歩きのせいで、
再発したのでした。
搭乗口はもう近く。
すると
アナウンスが
聞こえて来ました。
フィンエアで
ヘルシンキ行きの
ブットラー様 、
至急搭乗口へ
お越しください。
16歳で初めて
乗って以来、
飛行機に乗った
回数は数え切れません。
そんな私が
初めての呼び出し。
歩きたい、
でも歩けない、
笑いたいような
泣きたいような。
アキレス腱伸ばしで、
ひとまず筋肉痙攣が
収まるのを待ちます。
それでも足の痛みは
とれません。
足を引きずるように
ゲートまでの
数メールを歩きました。
周りの視線を感じます。
こうなると 、
フルマラソン大会の
ゴール直前で
負傷した選手の気分。
周りが
スローモーションに
見えてきたような…
(大げさですね、
スミマセン)。
でも、こういう時に
立ち止まらないのは、
バレーボール部員
時代に培った根性の
おかげでしょう。
ゲートに着くと、
驚き顔の係員。
足がつっただけです、
と説明して
再びアキレス腱
伸ばしをしつつ、
搭乗券を提示。
階下のバス乗り場へ。
そうやって下の階に
やっと着くと
バスに乗り込みました。
乗客がみんな
こちらを見ました。
もしかして、
私が最後だった!?
うわー、みんなを
待たせしまって
申し訳ないわ(;'∀')
と思ったのは不要でした。
バスはその後も
10分ほど出発せず。
私より遅い人がいたのです。
焦るわけでもなく、
涼しい顔でバスに
乗り込んで来ました。
ドイツ人？
ノルウェー人？
こういう時、
国民性が出ますね。
マイペースなヨーロッパ人。
周りに気を遣う日本人。
ドイツに住んで１７年が
経ちましたが、
こういう日本人らしさは
失いたくないな、
と個人的には思います。
日本人は周りに
気を遣いすぎるって
言われますが、
周りに配慮するって
素敵な心遣い
だと思うのです。
もちろん
適度に、ですけどね。
そんなこんなで
やっと！
ドイツの地を出発。
ヘルシンキ空港では
どうなることやら
続きはまた後日。