スーパーウーマンの秘訣 | ブットラー惠子 グローバルパーソン向け キャリアコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスの悩みを解決する思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

こんにちは

 

ドイツ働き女子歴15年の

 

ブットラー惠子です。

 

 

先日から私がドイツで通っている

マッサージ店で知り合ったタイ人女性

クレの話を書いていますが、

 

他にも、

私は今までにドイツで色んな女性と

知り合うチャンスがありました。

 

 

先日そのうちの一人と再会しました。

 

彼女はまるでクレとは

正反対のような生き方を

しているような女性。

 

という訳で今日は彼女の話を。

 

 

 

フライブルクという街で

3か月ドイツ語を勉強した後、

私はハイデルベルクという街で

語学学校に通いました。

 

 

学校初日の

オリエンテーションの時に

言葉を交わしたのが

 

スウェーデン人の

アナ(仮名)です。

 

 

私にはすでに別の

スウェーデン人の友達がいて、

 

彼女には日本人の友達がいます。

 

 

だから英語と組み合わせて

なんとなく話が盛り上がり、

すぐに友達になりました。

 

 

ちなみに当時アナは、大学で

エンジニアリングを専攻していました。

 

そしてドイツに来る前は

海外の大学で単位を修得するため、

フランスやスペインなどの大学で

勉強していたそう。

 

 

アナは当初、

全くのドイツ語初心者でしたが、

ドイツ語とスウェーデン語は

とても似ています。

 

だから3か月もすると、

彼女のドイツ語はあっという間に上達。

 

すると彼女は躊躇することなく、

実習単位を取得するため、あの(!)

ダイムラーベンツに履歴書を送り、採用。

 

最高級の自動車メーカーでの研修を

始めたのでした。

 

 

その後研修が終わってすぐに

卒業論文を書き上げ、大学を卒業。

 

そのままダイムラー社(当時の社名は

ダイムラークライスラー)に就職しました。

 

マテリアル・エンジニアとして

数年勤めた後、彼女はさらなる

キャリアップを目指します。

 

 

働きながら品質管理を

スウェーデンの通信制大学で学び、

社内で品質管理部門に部署移動。

 

 

日本、中国、アメリカなどにある

部品メーカーなどへ出張し、

 

品質管理のチェック、

打ち合わせなど、

まさに世界をまたにかけて

 

仕事をしていました。

 

 

正直男性が優位な自動車産業です。

 

「女性が来たよ」というような

扱いを受けたこともあるそうですが、

 

彼女はマネージャー・クラスまで

昇進を遂げました

 

(いつだか社用車という

大きなベンツ車で

うちまで遊びにきたこともありました)。

 

 

彼女がすごいのは、

 

「語学が完璧じゃないから」とか

「女性だから」という

 

壁を自分で作らないこと。

 

 

 

 

現在41歳の彼女は、次の目標に

向かって動き出したところです。

 

年齢などを気にしない彼女は、

きっと目標を達成するでしょう。

 

 

彼女ほどのスーパー・ウーマンも

めったにいないとは思いますが、

 

出来ないことより出来ることに目を向ける

 

彼女のそんな姿勢だけでも

見習いたいものです。