医療先進国・ドイツのまさかの皮膚科検診 | ブットラー惠子 グローバルパーソン向け キャリアコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスの悩みを解決する思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

ドイツではここ数年

皮膚がんによる死亡率が急増していて、

原因は気象変化による

日照時間の増加、と言われています。

 

私がこのニュースに注目したのは、

私も全身にほくろが多いからです。

 

しかも学生時代に運動部で

(今やなつかしい)ガングロ以上に真っ黒に

日焼けしていた時期もあります。

 

ドイツでは、日焼けをしていると

「バカンスに行くぐらい金持ちなのよ~」

とアピールする効果があると聞きます。

 

そうは言ってもここ数年しみが気になり、

焼いていられない私は、

夏の外出時には帽子やサングラスは忘れません。

 

旦那から

「お忍びの有名人みたいだね」

と突っ込まれつつも

紫外線対策に万善を期して

日焼けを避けてきました。


ただし、平日は顔に日焼け止めクリームを塗る程度。

 

毎日車通勤をしていると、

朝も夕も運転手席側から日が当たり、

日をあたる箇所のほくろが大きくなっているような

気がして心配になってきました。

 

という訳で、皮膚科にがん検診に行こうかな、と

考えていた折、

ドイツ人の同僚が皮膚科の定期健診に行ってきた
ので遅れてきました(今週の話です)。
 

無事に検診が終わったー!

これで2年間は落ち着て過ごせる!!

 

とかなり興奮ぎみ。

 

ふんふん、良かったね。

と答えて仕事に戻ろうと思ったら、

向こうは話し足りないのか話を続けます。

 

もう本当に恥ずかしかった!

ルーペでじっくり見られるんだよ~!
 
そりゃ検診だもんね。そんなものじゃないの?
と答えたところ、私が皮膚科検診に行ったことに
同僚も気が付いたようで
 
「脱ぐんだよ」
 
と一言。
 
おぉ…!それは確かに恥ずかしい。
だけど、そうしないと先生も診れないもんね…
 
と戸惑いながら答えた私にとどめの一言が。
 
「全裸になったところで、全身をルーペでじっくり見られるんだよ」
 
!!
 
えーっ!全裸をルーペで見られるー!?
 
分かっています、同性の先生です。
それに向こうは職業柄、
毎日何人もの裸体を診て(もしくは見て)いるはずです。
 
それになんと言っても、がん予防のための大切な検診です。
 
生死に比べたら、全裸をルーペでみられる羞恥心なんて
全然無意味なもの。

それでも久しぶりにドイツで衝撃を受けました。
 
ドイツは医療先進国と言われています。
それなのに、こんな原始的な方法しかないのでしょうか。
 
という訳で、いつか
勇気が出て検診に行った折にはまたご報告します。