生きづらい自分と仲よくなるトリセツの作り方

生きづらい自分と仲よくなるトリセツの作り方

軽度身体障害で発達障害グレーゾーンでメンタルヘルスの支援を仕事にしてる、生きづらいさん・生きるのヘタさんなしょうこのブログ。
仕事と自分の知識や体験から、穏やかに幸せに生きるヒント、自分との向き合い方をまとめた「自分のトリセツ」をお伝えします。

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こんにちは

自分のトリセツ研究所、しょうこですクローバー

 

毎日が、体調や気分の大波に溺れてあっぷあっぷ、人間関係に振り回されて、仕事と家事だけでいっぱいいっぱい。

そんな日々から、ちょっと余裕のある平和で平穏な生活がしたい。

とにかく穏やかに生活したい。

生きづらいさん、生きるのヘタさんの切実な望みって、これじゃないかなと。

 

自分らしく、望みをかなえる、好きなことを仕事にする、毎日がハッピー!

 

あこがれるしできればそこに行きたいけど、華やかでキラキラがまぶしくて、見上げると足元がぐらついてふらつく感じがする。

まずは、土台を固めたい。

ふらつかずに、毎日を一歩一歩安全に歩きたい。

そんな生きづらいさん、生きるのヘタさんの切実な願いをサポートしていきます。

 

体調や気分の波を小さくする、人間関係に振り回されない、仕事と家事だけで終わらない、そんな毎日の過ごし方のヒントをお伝えしていきます。

悩みのポイントは人それぞれだから、サポートもちろん、オーダーメイドです。

こんにちは

「自分のトリセツ研究所」

しょうこです🍀


私がブログで発信をしている理由を改めて考えてみました。


私は国の関係機関で支援員として、メンタルヘルス支援に携わっています。


ただ、この支援の対象になる方は、すでにメンタルの病気になっている方や、その病気によってお仕事を休んでいる方やお仕事を辞めた方になります。


支援として提供している内容と、病気になって仕事を休んだり辞めたりするまで出会えないのはあまりにもったいないと、ずっと考えていました。


出遭うタイミングというのはあります。

病気になったからこそ、仕事を休んだり辞めたりしたからこそ向き合える場合もあるでしょう。


でも、

「もっと前に出会っていたら、ここまでしんどい思いを、ツラい思いをしなくてすんだのに……」

という声を聞くことは、本当によくあります。

私もツラい思いは少ないに越したことはないと思うのです。

苦労は買ってでもしろ、なんて言葉は今やナンセンスです。

日々を淡々と生きていくだけでも、大概サバイバルな社会です。


病気にこそなっていないけど、もしかしたら病院に行ってなくて病名がついていないだけで、ギリギリ日々を生きていくだけでも精一杯という方が、実はものすごく幅が広く、ときに深いメンタルヘルスの知識を学んで、試行錯誤してなんてとても余力が無いでしょう。

本屋さんの心理学やメンタルヘルスのコーナーに立っただけでめまいがしそうです。


そんな人たちに、何かエッセンスだけでもお届けできないか。

誰に何がヒットするかは分からないけど、少しずつ小分けにして、知識やヒント、ライフハック的なものをお届けできないか。

少しでも、そういうことをやってみるハードルを下げることはできないか。


そう思って、発信しています。


こんにちは🍀

自分のトリセツ研究所、しょうこです。


生きづらいさん・生きるのヘタさんの相談を受けていると、よく聞かれるのが


「発達障害の検査を受けたいのですが、どう思いますか?」


そもそも、私が決めることではまったく無いので、まずは「主治医にご相談ください」か、「専門機関にご相談ください」ではあるんですが。


その上で「発達障害の検査を受けたい」という相談には、なんで受けたいと思ったのか、何を期待するのか、検査結果をどう活かしたいと考えているのかの整理はさせていただきます。



自分を知りたい。しんどさをなんとかしたい。その手立てを考えるために、目処や切り口が欲しい。方向性なくあれこれやるのに疲れてしまっている。客観的な指標が欲しい。

こういう方は、診断がついてもつかなくても、納得して前に進んで行くことが多いです。

もちろん、一時的にショックを受ける方もいらっしゃいますが、立ち直って行きます。


一方、パートナーや親からの不適切な関わりについて謝罪を得たい、会社から有利な条件を引き出したいというような、自分の外側に理由を持つ人だと、

診断がついてもつかなくても、多くの方が、ショックを受けたり怒りを抱いたりすることになります。

結果を受け入れられない。

中には精神疾患の症状が重症化し、増薬や休職期間の延長といったよりツラい状態になる方もいます。


検査の結果がそのまま人に何かをもたらすことはありません。

診断がついてもつかなくても、検査を受けただけでは、何も変わりません。

いきなり日常がクリアになって、これまでのツラい問題が解決したり、周りの人が急に優しくなったり、生きやすくなったりはしないんです。

結果を使う、活かすのは本人と家族なんです。



ですので、「発達障害の検査を受けたい」と考えたときには、なぜ受けたいのか、何を期待しているのか、結果をどのように活かしたいと考えているのか、を自問自答してみてください。