那智山 青岸渡寺(和歌山県那智勝浦町)
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【巡礼年月】2014年12月31日
【納経時間】5:00~16:30(拝観無料)
【交通手段】JR紀伊勝浦駅からバス「那智山行き」で約30分、終点バス停より徒歩15分
【御詠歌】補陀洛や 岸うつ波は 三熊野の
那智のお山に ひびく滝つせ
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年末年始・南紀周遊ドライブの4日目
那智大社への参詣の道すがら「西国第一番札所 那智山青岸渡寺」という標識を何度も目にしたのよ
(*ФωФ)
西国三十三所巡礼の旅…か
一番札所に次いつ来られるかも分からないし…
ちょっと始めてみようかしら
(。-∀-)
そもそも100名城スタンプラリーを始めたきっかけも、最難関の北海道・根室へ観光に行ったついでだったし(爆)
スタンプラリーと一緒にするなっ!!
とお叱りを受けそうですが…
好きなんですよね、こういうの
(〃艸〃)
という訳で、西国三十三所巡礼の旅の始まり始まり~(笑)
今回は大門坂から徒歩で行きましたが、本来は「那智山」というバス停から表参道を登っていくことになります

青岸渡寺への行き方は3通り
①那智大社・一の鳥居の手前から直接行くコース

②那智大社を参拝してから社殿を抜けて行くコース

③飛瀧神社から裏参道を利用して行くコース

ただし③は傾斜のきつい石段登りなのでオススメできません
(^_^;
ワタシは②のコースで青岸渡寺に到着~

桃山時代の特徴を色濃く残した歴史を感じる本堂は豊臣秀吉が再建したもので、国の重要文化財であり世界遺産でもあります
φ(..)
あまりにも参拝客が多くて建物全体の写真がうまく撮れませんでした(涙)
接写モードは何枚か…


堂々とした「一番札所」の看板が印象的

現存建造物だけあって柱の丸みや色落ち具合がイイ雰囲気を醸し出してます
まずは参拝~( ̄人 ̄)゛
本堂内で西国三十三所専用の御朱印帳をGET!!

「西國三十三霊場納経帖」と書いてあったけど、御朱印帳とは言わないのかな?
表装は赤もあったんですが、青を選んでしまったワタシの女子力って…(汗)
本堂で聞いてみたら一番から順番どおりに巡礼しなくても御利益はあるそうで…
でも、せっかくだし順番に巡ってみようかな~
100名城に比べればコチラは関西onlyですから…決して不可能ではないかな、と
( ̄∇ ̄*)ゞ
そしてこちらが記念すべき御朱印

1所あたり見開き2ページ分、右のページには基本事項が印刷してあります
本堂の後方には三重塔
この三重塔と那智の滝のコラボ風景は人気の撮影スポットです
(b^ー°)


鮮やかな朱色の塔と豪快な那智の滝、そして緑豊かな那智原生林が美しいコントラストですね~
(*´艸`*)
中世から近世にかけて熊野信仰の霊場として那智の滝を中心とした神仏習合の一大修
験道場だったそうです
明治時代の神仏分離令により熊野三山の他の2つ、熊野本宮大社と熊野速玉大社では仏堂は全て廃されてしまいました
熊野那智大社では如意輪堂が破壊を免れ、のちに青岸渡寺として復興したんだそうです
φ(..)
現代に生き残った貴重な神仏習合を堪能した後はランチタイム♪
この旅4日目にして初めて、屋根のある食堂での昼食です(笑)
飛瀧神社の目の前にある「美山亭」にて熊野そば定食をいただきます
ヽ(・∀・)ノ

熊野の郷土料理・めはり寿司もついてます
あ、右に写ってる地ビールは撮影用に旅の相方から拝借したものですよお
σ(´ω`*)
めはり寿司とはご飯を高菜の浅漬けで包んだおむすび
こちらの店は中が混ぜご飯で、素朴ながらどこか懐かしく優しいお味でした♪
那智山を後にして再び大門坂から下山し…
熊野灘の大自然を堪能するドライブにでかけます
≡⊃^^)⊃
(2014.12.31)