『バガヴァッド・ギーター』 第3章

カルマ・ヨーガ 

ー行為や仕事を通してするヨーガー

 

 

 この物質界においては誰もが何らかの活動をしなければなりません。

 

 しかし、活動は人をこの物質界に縛り付けもするし、反対にこの世界からの解放も与えます。

 

 利己心を捨てて至上者を喜ばせるために活動することによって、人はカルマの法則から逃れ、自己と至上者についての超越的知識を得ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリシュナ
 好むと好まざるとにかかわらず、身につけた物質自然の性質から来る影響力によって、一瞬たりとも活動せずにはいられないのだ。(5節)
名前

 

 

 

クリシュナ
 アルジュナよ、心で諸感覚を制限し、あらゆることに執着せずに私欲なく義務や仕事をする人はまことにすぐれた人物である。(7節)
名前

 

 

 

 

クリシュナ
 定められた義務を遂行する方が、仕事をしないよりはるかにすぐれている。
 働かなければ自分の肉体を維持することさえできないからだ。(8節)
名前

 

 

 

 

クリシュナ
 仕事を至上者(ヴィシュヌ)げの供物としなければ、仕事は人を物質界に縛りつける。
 ゆえに、クンティーの息子よ、私心なくただ至上者への満足のために行動せよ。(9節)
名前

 

 

 

 

クリシュナ
 結果に執着することなく、ただ規定の義務を遂行せよ。
 このように働くことによって、輪廻から解放され至上の完成に達する。(19節)
名前

 

 

 

 

クリシュナ
 誤った自我に覆われた魂は、諸活動の行為者は自分自身であると考えるが、実際は物質自然の三性質により動かされている。(27節)
名前

 

 

 

 

クリシュナ
 豪勇の士よ、魂が物質自然の三性質からもカルマの法則からも離れていると知る人は、自分が行為者であると思わず、ただ感覚の対象に接触していると考え、それらに執着しない。(28節)
名前

 

 

 

 

クリシュナ
 この物質自然の三性質に影響された人は、感覚の対象や世俗の仕事に執着する。
 賢明な人は、それは無知が原因であると知っても彼らの心を不安にしてはいけない。(29節)
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クリシュナ
 自分が魂であると自覚し、行動のすべてを私に任せなさい。
 見返りを求めず、自分が行為者だと思わず、悲嘆を捨て勇ましく戦え。(30節)
名前

 

 

 

 

名前
アルジュナ
 ヴリシュニの子孫、クリシュナよ。
 人は自らの意思に反してまで、罪深い行動に走る場合がありますが、それは何の力によるものですか?(36節)

 

 

 

 

クリシュナ
 アルジュナよ、それは欲望なのだ。
 物質自然の激性から物質の対象を楽しみたいという欲望が起こり、それはやがて怒りに変わる。
 それこそ真に恐ろしくすべてを飲み干してしまう。
 この欲望こそ、この世の大敵であると知れ。(37節)
名前

 

 

 

 

クリシュナ
 煙にまかれた火のように、塵で曇った鏡のように、子宮に包まれた胎児のように生命は異なった程度の欲望に覆われている。(38節)
名前

 

 

 

クリシュナ
 アルジュナよ、このように生命の純粋な知識は、欲望という天敵に覆われている。
 この欲望は燃え盛る炎のように心身を焼き、飽くことを知らない。(39節)
名前

 

 

 

クリシュナ
 この欲望は眼、耳、鼻、舌、皮膚の五感と心と知性を住処とし、本来の知識を覆い隠して迷わせているのだ。(40節)
名前

 

 

 

 

クリシュナ
 バーラタ王の最もすぐれた子孫、アルジュナよ。
 まず自らの感覚を支配して、知識と私への悟りを破壊しようとするこの欲望を滅ぼすのだ。(41節)
名前

 

 

 

 

クリシュナ
 感覚は物質(感覚の対象)より優れ、心は感覚より勝り、知性は心より勝り、魂は知性より優れている。(42節)
名前

 

 

 

 

クリシュナ
 勇者アルジュナよ、このように魂は五感と心と知性を超えていることを知り、精神的知性で心を制御し、欲望という名の恐るべき大敵を征服せよ。(43節)
名前