Q. クリシュナはカルナマーヤー(慈悲深い)であるのなら、なぜマーヤーで苦しまなければならないような魂を創ったのですか?

 

A. クリシュナはカルナマーヤー(慈悲に満ち溢れている)のと同時にリーラーマーヤー(遊戯を楽しみたいという望みに満ちている)です。様々な遊戯をするために、クリシュナは中間の状態から最も高いマハーバーヴァの状態の魂を創りました。

 

 

 

 

 

Q. 神の遊戯のためになぜ魂は苦しまなければならないのですか?

 

A. 金は熱せられたり打たれたりして浄化されます。クリシュナに背いて感覚満足に従事することによって不純になった魂は、物質界で苦しみというハンマーで叩かれることによって浄化されなければなりません。この過程によってクリシュナに背いた魂の苦しみは最終的には幸せになります。ですから苦しみは神の慈悲のサインなのです。

 

 

 

 

 

Q. .魂の苦しみは究極的には吉兆かもしれませんが、あまりに悲惨です。クリシュナは全能であるので、もっと易しい道をお考えにならなかったのですか?

 

A. クリシュナは楽しむ人であり行為者です。行為者の望みによって支配される時にいくらかの苦しみを経験することは自然なことです。しかし、その苦しみが最終的には喜びをもたらすものであるのなら、それは本当の苦しみではありません。クリシュナの遊戯を豊かにするために経験するいわゆる苦しみは実は喜びの源なのです。クリシュナに仕える喜びを捨てた魂は代わりにマーヤーの苦しみを受け入れます。これはクリシュナの責任ではなく魂の責任です。

 

 

 

 

 

Q. 神は魂の苦しみに責任はないのですか?

 

A. 独立性を誤用してマーヤーに執着している不幸な魂を見て、クリシュナは泣きながら魂の後を追って、魂を解放させるために物質界に現れます。慈悲の海であるクリシュナの心は魂への慈悲のために溶けて、物質界で遊戯を繰り広げます。さらにクリシュナはグルとしてナヴァドウィーパに降誕して、神の名前、姿、質、遊戯を唱えるという至高の方法を説き、魂を啓発します。

 

 

 

 

 

 

『Jaiva-Dharma』