昨日、草刈民代さんの引退公演「ESPRIT」を観に行きました。
今回の舞台は、20世紀を代表するフランス人振付師ローラン・
プティの作品を集めた、「ESPRIT(エスプリ)」というタイトルの
”ローラン・プティの世界”として、また、自身のダンサーとしての
引退公演として、草刈さんがプロデュースされたもので、これが
最後とはとても残念ですが、とても楽しみにしていた舞台です。
前回観た草刈さんの舞台は、”ジゼル”だったので、今回のような
クラシックバレエの枠を越えたコンテンポラリーダンスを踊る草刈
さんを見るのは初めてだったので、それも楽しみでした。
この日の席は、1階1列11番と、1111続きの連番でした。
これも最近ご縁のある数字です。
今回の舞台は、草刈さんの他にも、大好きなイーゴリー・コルプ
が出演しているので、それもとても楽しみでした![]()
最初の作品は、草刈さんとマッシモ・ムッルの”アルルの女”、
切ない気持ちのヴィヴェットを草刈さんが演じます。
2つ目は、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパル・ダンサーの
タマラ・ロホと、イーゴリーの”ヴァントゥィユの小楽節”は、男女
のとても美しい舞いで、タマラ・ロホの小柄で、とても気品のある
美しさが輝いていました。続いて、プティ作品ダンサー、ルイジ・
ボニーノの、”コッペリウスと人形” 人形の女性を相手に踊る、
少しコミカルな舞台です。
次の、タマラ・ロホとリエンツ・チャンの、”タイス・パ・ド・ドゥ”の
舞いの美しさといったら、本当に見惚れてしまいました~![]()
小柄で優美なタマラを男性ダンサーとしてリードし、何度も高く
持ち上げ、更に自身も優雅な動きで踊る、リエンツの逞しい
美しさに、見とれてしまいました~![]()
о(ж>▽<)y ☆
本当にうっとりとする程美しく、優美な男女の舞いでした。
そして、次の作品は、草刈さんの最後の作品として、
本当に観ることができて良かった~といえる素晴らしい、
そしてとてもセンセーショナルな作品でした。
”オットー・ディックスより~切り裂きジャック~”で、
共演は、イーゴリー・コルプ。
イーゴリーは、プティの作品を踊るのは今回が初めてと
いうことで、プティから許可がもらえるかどうか、とても
緊張してプティに会いに言ったそうです。
そのイーゴリーと、草刈さんの、切り裂きジャックをテーマ
にした、この作品で、イーゴリーは、狂気を、草刈さんは
魔性の女を演じ、人々をあっと思わせる動き、踊りで
見せる凄い作品でした![]()
7つ目の、”エスメラルダとカジモドのパ・ド・ドゥ”では、
再び、タマラとリエンツが男女の素晴らしい舞いを見せて
くれました。リエンツが体を前屈させた手で、横になった
タマラを抱えて支え、時計の振り子のように優雅に揺らす
シーンは、初めて見る振り付けで、本当に美しかったです![]()
舞台最後の、草刈さんとルイジの”チーク・トゥ・チーク”では、
出演ダンサー全員が登場して仲良く踊って見せてくれて、
本当に楽しそうでした!
最後のカーテンコール、挨拶も何度も行われ、草刈さんの
最後の舞台に対する観客の思いがとても表れていました。
草刈さんの、”本当にありがとう!”というような色んな思いを
噛み締めているような、少し涙ぐんだ笑顔がとても素敵でした!
本当に沢山の人に愛されていたダンサーであったことが凄く
伝わってきました・・・。