なんとインドで入院をしていました・・・
雨期がなかなか明けない為、デングや風邪が大流行と聞いても、
「私は大丈夫」と高をくくっていました。
事態が変わったのは、先週木曜日。
具合の悪くなった私は、友だちとのランチを切り上げ、帰宅。
頭痛がひどく、発熱もしてきました。
数日前から調子の悪くなったメイドと同じ症状・・・。
「うつったのかも」と思いつつ、単なる風邪と深刻には考えず、家で臥せっていました。
でも、一向によくならないので、土曜日にはついに病院へ。
夫に付き添ってもらい、予約していたDoctorの診察を受け、すぐに入院することに。
まずは検査なのですが、インドの病院システムが分かりにくいし、
たらい回しにされる可能性が大きいので、とりあえず入院にしました。
それでも、入院手続きやら何やらで色々と連れ回され、
受付の担当者とやり合う夫の後姿を少し離れたところから見ながら、
ついに気を失ってしまいました
生まれて初めて気絶しました。
私は覚えていませんが、まず夫が気付き、
瞳孔は開いているものの、脈と呼吸は正常なのを確認。
すぐに、ERに運ばれました。
それから、入院すること、4日間。。。
血液検査、尿検査、レントゲン、色々と検査をしましたが、結局は風邪でした。
でも、3日間も続いたひどい頭痛。
痛さで気を失ったり、涙が出たりと、辛い体験でした。
退院後もしばらく続いただるさやおなかの調子の悪さも治り、
今は本当に元気になりました。
健康って、本当にありがたいです
約1週間、辛かった・・・。
でも、よい経験でもありました。
たくさんの人の優しさや温かさに触れました。
3泊も病院に泊り込んでくれ、夜中激痛で呻く私に付き添ってくれた夫。
病院に連れて行くと申し出てくれた友だち。
旅行直後にも関わらず、お見舞いに来てくれた友だち。
キャンセルせねばならなかった予定の連絡を引き受けてくれたり、注文品の受け取りをしてくれた友だち。
夫、そしてインドに来て間もないのに、周りの人たちが本当に温かく接してくれ、
感謝の気持ちでいっぱいです
必要なものや大事なものはシンプルなのだ、と改めて思いました。
少し死まで意識して、生還して、意識がクリアになった気がします。
また、普通の生活に戻り、すぐにエゴにまみれるのでしょうが・・・。
でも、以前とはちょっと違う私がいる気がします。
この気持ちを忘れずに、日々感謝の心を持って生活していきたい。。。
まずは、一番尽くしてくれた夫が希望しているマレーシアへのサーフトリップ。
快く送り出してあげないとです
昼食前の11時半頃に出てくる温かいスープと私の過ごした個室。
(入院2日目)
病室からの景色。インドにしては緑が多く見え快適でした。