先週金曜日、ヨガ友だちと 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」  に行ってきました。


湘南でクリパルヨガ
湘南でクリパルヨガ

クリパルヨガティーチャーのブログで紹介されていたのがきっかけで知った場所。

更に、最近行ったヨガ友だちから「すごくいいよ!」と。

かなり期待は高まります。


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ダイアログ・イン・ザ・ダークは、まっくらやみのエンターテイメントです。

 参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、何人かとグループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
 その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。


 ※「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」ホームページより抜粋

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まっくらやみの世界、初めての体験でした。


まっくらやみの世界では、いつまでたっても目が慣れません。

一切の光が遮断された中では、ずっとずっと、まっくらやみのまま。

自分の手さえも見ることができません。


その中で、手には白杖を持ち、8人グループで様々な体験をしていきました。



自分がはっきり出るものですねーえっ


一応自覚していたり、こうかな・・・なんておぼろげに思っている自分が、

まさに、そこにいました。


私は、安心する場所を一度見つけると、そこの心地よさから離れたくなくて、留まりたくなるタイプ。

それまでは、積極的に動き回っていたとしても、その活動は自分の心地よい場所を見つけるため。

見つかると、なかなか一人では新たに動き出しません。

でも、他の誰かが面白そうなものを見つけたり、誘ってくれたりすると、動き出します!

次の動きには、外的なものの後押しや誘いが必要なのですひらめき電球


まっくらやみの中にいる時もそう。


心地よい畳や干草の上にいたら、「動きたくなーい。もう、探検しなくてもいいかも」

と、心の声が言ってました。

でも、誰かが、「何かを見つけた!」となると、「私も!」と動き出す走る人


それから、思い込みや、イメージの世界に生きているなーと思いました。

ヨガを続けてきて、昔より「今ここ」にいることが上手になったはずだけどあせる


探検中、

縁側があって畳の「おばあちゃんの家」に行けば、昔の私のおばあちゃんの家を想像。

牛の声を聞きながら、干草の上に座れば、そこはハイジの世界。。。

大きなテーブルの喫茶店に行けば、かつて行った大きなテーブルのある居酒屋を思い出し。。。


現実の世界に生きているようで、

今まで経験したことで似たようなこと、を、無意識のうちに重ね合わせ、

その時の経験値からの見方をしてしまう。

経験から学ぶことは、もちろん大事。

それによって成長していくものだとも思う。

でも、あまりにたくさんの引き出しと、無意識のうちに働く引き出し検索システムがあると、

今ここで起きていること、をリアルに感じるのは難しいのかもしれない・・・。


視覚を奪われても尚、体験を一瞬のうちに頭の中でビジュアル化している自分。

それに気付きました。


そして、他にも、いろんな発見がありました目


不自由だからこそ、仲間との結束が強くなる楽しさがあったり、

声と気配しか分からない男性が、すごーくかっこよく思えたり、

(危機的状況で恋が芽生えやすいことに納得です!)

目を開けていても意味はないのに、いつものように開けていたり、

でも、開けてはいるのに休んでいる状況だからなのか、全く疲れなかったり、

ものの味がすごく濃く感じたり、

ワインが赤か白か確信を持てなかったり・・・。


最後のシェアでは、たくさん体験を語りました。

クリパルヨガで体験をシェアすることには慣れています!

でも、全くシェアしない方がいたので、全員の話を聞きたかった。

そこをアテンドの方が、もう少しうまくリードしてくれると良かったかも。



この、 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」  おすすめです!!

個人的には、2人で申し込むのがちょうどよいかなと思います。

見ず知らずの方と新しい体験をするのはとてもいいのですが、

一人くらい知り合いがいると安心します。


よかったら、試してみてくださいね音譜