Disc 1 1. Livin' On a Prayer 2. You Give Love A Bad Name 3. It's My Life 4. Have A Nice Day 5. Wanted Dead Or Alive 6. Bad Medicine 7. We Weren't Born To Follow 8. I'll Be There For You 9. Born To Be My Baby 10. Blaze Of Glory 11. Who Says You Can't Go Home 12. Lay Your Hands On Me 13. Always 14. Runaway 15. Tokyo Road 16. What Do You Got? (NEW) 17. No Apologies (NEW)
Disc 2 1. In These Arms 2. Someday I'll Be Saturday Night 3. Lost Highway 4. I'll Sleep When I'm Dead 5. In And Out Of Love 6. Keep The Faith 7. When We Were Beautiful 8. Bed of Roses 9. This Ain't A Love Song 10. These Days 11. (You Want To) Make A Memory 12. Blood On Blood 13. This Is Love This Is Life (NEW) 14. The More Things Change (NEW)
ついに出ました、Bon Joviのベスト盤。 Tokyo Roadという企画盤を除けば、Cross Road以来のベスト盤。ベテランバンドにしたら少ないよね。…まあ、オリジナルアルバム出さないでベストばっか出してるバンドよりは良いんだけどさ…友達に「Bon Jovi興味あるんだよね、CD貸して!」と言われた時が困る。超困る(笑)。 Cross Roadを貸すと、6th AL以降の曲が一切入ってないので、私が大好きなThese DaysやLost Highwayはもとい、貸してと言ってきた同年代の友達が唯一知ってるだろうIt's My Lifeも入ってない。 Tokyo Roadを貸すと、私が好きなBJバラードが入ってないので、これもまた不本意。そろそろベスト盤欲しかったんだよ、正直なところ。
What Do You Got? ベスト盤からのシングルカット曲。賛否両論ありましたが(バラードだから?)、私は大好き。すごくBJらしくて、ジョンの声がよく映えて。個人的には、これをシングルカットしたのは正解だったと思うけどな。 (「ウレセン狙いだ」とか「ラジオ受けする曲」とか言う批判(?)結構読んだけどさ…これまでのBJのシングル曲で、ラジオ受けしなさそうな曲ってあった?このキャッチーかつストレートなところがBJの魅力じゃないのかなぁ) 因みに、このペースで行くと、今年1番沢山聞いた曲、はこの曲になりそうな感じです(そんなにか)。
No Apologies 4曲の新曲の中で、個人的には一番しっくり来てないのはこの曲。サウンドがちょっとエレクトロニクスっぽいからかなぁ。格好いい曲だなー!とは思うんだけど、今のところ一番思い入れが少ない曲。 メロディはどっかできいたことある感じ…と考えた結果、Have A Nice Day+Undivided+Bells of Freedom、ということで落ち着きました(何)。もっと聴きこもうーっと。
This Is Love This Is Life これって、The Circleの発売前のセーソクさんのインタビューで話題になった、"This Ain't Love"だよね?タイトルは違うけれど、曲のメッセージが、インタビューの中で触れてた感じからすれば同じ気がする…。 これは結構好き。Have A Nice Dayだなー、って感じだけど、好き(誉めてます)。HAND以降のBJのパワーチューンに通じるものがある1曲。
The More Things Change イントロにびびる。どしちゃったの?とか思う(笑)。でも、これもBJらしい1曲。SummertimeとかSaturday Nightみたいな。言葉がたくさん詰まってて、ライヴで一緒に歌うのは(今すぐは)ちょっと無理っぽいけど^^;
02. Cartoon Heroes -The Best of AQUA-/Aqua 友達が以前カラオケでCartoon Heroesを歌ったときに、初めて1曲通して聴いて、すごくかわいい歌だなぁというのが印象に残ってたので。スキッズみたいなメタル寄りの音の次にこれって(笑)。
03. Harmonium/Vanessa Carlton [import] 輸入盤ですが、ずっと聴きたかったヴァネッサの2ndアルバム(2004年リリースらしい)を見つけたので(Be not Nobodyは持ってます)。相変わらずかわいい声と綺麗な曲。でも凛とした音でろっくなんだよねぇ。好き。
04. Welcome to Universal Studios Japan これ弟が持ってるのですが、たまたま見つけてしまったのでゲットしときました(笑)。いや、iPodに入れてるけど、結構聴いたりするんですよね。 今の、というよりは昔のUSJになじみがある人には嬉しい、パーク内/アトラクション内でのBGM集。 ユニバーサル・モンスターズ・ライヴ・ロックンロールショウの曲も収録…とはいっても、全然知らん素人によるカバーですが^^;(大人の事情だよねきっと/笑) この頃のUSJが好きだったという同志様はいらっしゃらないでしょうか…。
05. Have It All/A.J. McLean ニック、ブライアンに続きとうとうA.J.もソロアルバム発表。発売前に思ってたよりも聴きやすく面白い作品。#6 は'08年のUnbreakableツアーでロック好きな同行者と踊り狂った曲!(笑)#7 のスタンダードのようなポップスも良い。 個人的には、もうちょい声が出てた数年前に作ってて欲しかった…(やっぱり昔に比べると声出なくなったよね…/がっくり)。
06. Because I Can/Katy Rose えーと、5年くらい前の作品でしょうか…。Overdriveよく流れてたよねぇ。最近どうしてんだろう。 レンタルアップが100円だったのでひきあげ。なかなか聴きやすそう。
07. The Places You Have Come To Fear The Most/Dashboard Comfessional タイトル長い(笑)。Bon JoviのUSツアー前座ってことで予習がてらに。Dusk&Summerは音源持ってるし、他にもシュレック2やスパイダーマン2のサントラでもお馴染なのですが…他ちゃんと知らんのよね。結構好きなんだけど、実は。 どうせ行くなら前座からがっつり堪能してきたいなー♪ (でも、こっちの予習の前に、BJの1st~2ndの曲の歌詞覚えんとなー^^;)
08. It's Only Natural/The Higher '09年に目をつけて、「On Fire」を聴いてみたら気に入ってしまったバンド。 ヴォーカルの声質と、ポップな曲が好み。「On Fire」よりも更にこっちの方が好きかも! ポップロック、が好きな方にはオススメ。
10. Things Will Go My Way(sg)[Import]/The Calling こっちにはWhen It All Falls Downという曲と、タイトル曲のOriginal Extented ver.なるものが収録されています。ALver.でカットされた部分にもしっかりメッセージ詰まってます。 The Callingの曲はメロディもいいけど、歌詞も力強いんだよね。Bon Jovi好きな人はきっと好きだよなぁ、なんて思ったり。
11. Our Lives(sg)[Import] こっちには、For Youのアコースティックver.と、London Callingのライヴ音源が収録されてます。 For Youってどんな曲だっけ?と思ったら、映画のサントラに使われた曲か! London Callingの方は…私パンクって得意じゃないので、原曲を未だに知らないんですよねぇ…。Moscow Callingなら歌えるよ!(ん?)
13. Sorry For Partyin'/Bowling For Soup [Import] アメリカのCDショップで中古でゲット。My Wenaは聴いてみるとすごくいい感じ…なのに、実は(意味がわかれば)超シモネタってところが彼ららしくてもはや愛おしい(笑)。 相変わらずのさわやかなメロディラインと、明るいヴォーカルが良い。
14. Daughtry/Daughtry [Import] 実はまだ聴いてなかった、Daughtryの1st…。It's Not Overから好きだったのにタイミング逃したの^^;Homeのメロディラインが文句なく好き。 やっぱりNickelbackに似てるよなぁ…。
16. Tomorrow/SR-71 SR-71は、INROCK買い始めた頃に全盛期だったにもかかわらずスルーし(当時、ポップス畑にいた中2の私…)、後から中古でNow You See Insideを聴いて好きになった。一時期What A Messしか聴いてなかった時期があったくらい(ぇえ)。これとRight Nowはホントに良いよ!Right Nowのアコースティックver.も良い。 で、この作品。Now~よりももうちょっとビートがきつめ?Now~とLinkin Parkの間取ったみたいな音。うーん、今のところNow~の方が好きかな。もっと聴きこもーっと。 ミッチ最近どうしてんのかなー(The Callingのアレックスと一緒に歌ってるのは何年か前見たけど…)。(SR-71って当時、BJの前座もやってたんですよね)
17. Let Love In/Goo Goo Dolls 発売当初から気になったまま結局買わなかった1枚。ジョン・レズニックのヴォーカルいいよー。 もともと、グーのバラードが好きなのですが(Irisは本当に名曲…)、Better Daysが新たなお気に入りに加わりました^^アコースティックver.も入ってる…!
18. Christmas With You/Firehouse Firehouseのクリスマス企画sg盤!こんなんあったのかー!と、見つけた瞬間飛びつきました(←あんたいくつだよホント)。 曲自体はとってもFirehouseくさい(←誉めてる)。歌詞は典型的なクリスマスソング(←あんまり誉めてない/笑)。 他に、Here For You(アルバム音源そのまま?^^;)と、Reach For The Sky(ライヴ音源)が入ってます。Reach~えらく、カンカン音がするなぁ…。CJのヴォーカルはいつも通り冴えてますが^^
さて、そんなこんなしてるうちに前座スタート。 Dashboard Confessionalは、曲は好きだけど歌は上手いのか上手くないのか…と思っていたら…ライヴ上手すぎです…歌も演奏も上手い!特にヴォーカルは、どっからあの声出てるんだろう。 ピット内にはほとんどファンはいませんでしたが(VIPパッケージのツアーがあったからか?)、Vindicatedなんかはテンションあがるー!サクラメントの時に盛り上がった、ブライアン・アダムスのSummer of '69もまた聞けてうれしい!
彼らが20時15分くらいにステージを去り、その後はBGMが流れ、ステージではBJのステージセットの準備が始まる。その間は、前座の途中で来て誰よりもテンションの高かった隣の席のお姉さん、そしてもいっこ向こう側のお兄さん(おっちゃん?)ファンとおしゃべり。時間が近づくにつれ緊張が高まる。寒くもないのに震えている自分に苦笑い。 ピット内にもファンが揃いだす。 バナーやカメラを用意してると、「バナー作ったんだ!?何て書いたの?」と言われたので見せると、周囲のファンからも"Nice!"と言われる^^ もちろん"Take me back to Tokyo Road."にかけて。よっぽどOsaka Roadにしようかとも思ったけど(笑)。
20時45~50分くらいかな。BGMがThis is the houseへと代わり、すぐに客電が落ちる。わくわくさせるような演出の映像がスクリーンに流れ、いよいよメンバー登場!
セットリストは以下。 Blood on Blood We Weren't Born to Follow You Give Love a Bad Name Whole Lot of Leavin' Born To Be My Baby Lost Highway When We Were Beautiful Superman Tonight We Got It Going On Bad Medicine / Bad Case of Loving You It's My Life Homebound Train [Richie vox] Hallelujah I'll Be There For You Something for the Pain [acoustic] Someday I'll Be Saturday Night [acoustic] Keep the Faith Work for the Working Man Who Says You Can't Go Home Love's the Only Rule -encore- Runaway Thorn In My Side Wanted Dead or Alive Livin' on a Prayer
ギターのイントロが聞こえ、この日はBlood on Bloodからスタート。ステージが近い!ジョンの黒のタカミネに刻まれた"AP 95"という文字が肉眼で確認できるほど。
流れるようにWe Weren't Born To Followへ。この曲の時のステージのセット、凝ってますねー!メンバーを映すモニターも、あのシングルジャケットを意識したようなエフェクトがかけられていて格好いい!Let me here you say "Yeah,yeah,yeah,oh,yeah!"のところでは、もちろん客席中で腕が挙がる。
さて、曲が終わり、ステージにはあの曲を思わせるイントロが。ジョンがステージを歩きまわり、腕を振り上げるようにして客席を煽る。「Los Angeles, California!」と呼びかけると、人きわ大きな歓声。「Get up of your seat!」と繰り返し、歓声は更に大きなものへ。「Are you with me!?」もちろんですともー! そしてジョンの合図で始まった、You Give Love A Bad Name!2ndヴァースの頭ではジョンとリッチーが歩み寄り、肩を持たれ掛け合って歌う。ギターソロでは、ジョンがあの白いマイクスタンドを持ちあげ、リッチーのギターへマイクを向ける。これぞ私が大好きなDynamic Duo!ギターソロ明け、ファンにフレーズを歌わせるジョン。客を煽るあの仕種に胸が熱くなる。
短くブラックアウトしたステージに、アコギを抱えて戻ってくるジョン。Whole Lot of Leavin'。この曲はサクラメントでもここでも、1stヴァースで急に歓声が上がる。だってここはカリフォルニア!
そのあとはBorn To Be My Baby、Lost Highwayという流れ。どちらもファンは拳と声を挙げて盛り上がる。
「古いものも新しいものもやるよ!まずはThe Circleからの曲を」と言って、When We Were Beautiful。腕を広げながら、壮大な、でも繊細なヴォーカルを聴かせるジョン。スクリーンにはその表情が大写しに。 ギターのイントロにジョンのヴォーカルとドラムスが乗り、Superman Tonight。リッチーのバッキンコーラスが冴える。ティコのドラムスのビートが響き、デイヴも全身でリズムを取ってノリノリでプレイ!
We Got It Goin' Onは、最早ライヴの定番曲に。ジョンはステージの奥にあるキャットウォークの上でパフォーマンス。やたら腰振ってた…(笑)。ギターソロ前の"Screeeeeeaaaaaam!"への歓声もハンパない…さすがアメリカ! 曲の終わりには、"Lights....out."とステージのフロントでジョンがキめ、ステージ暗転。格好いい…。 すぐにライトが戻り、ジョンが、"Woo woo woooo, woo woo woooo,"と煽ると、一緒になって歌う客席。そのテンションのまま、"Is there a doctor in the house!?"の呼びかけでBad Medicine! 今回のツアーでは、リッチーの例の振りも復活してます!(笑)HANDからツアーに参加し始めた出遅れファンの私は、これをライヴで見るのは実は今回のツアーが(多分)初めて。HANDではリッチーは絶妙なタイミング(何)で骨折してて、その流れかLHの時もやってくれなかった気がするので…。いかにもリッチー、っていう感じですごく好きなシーン。ギターソロではリッチーのギターに合わせて踊るジョンが可愛い。そのあとはお馴染MCコーナー。ジョンの合図に他のメンバーがしっかりと音を合わせる。一度、音に合わせて腰を振るジョンに、客席から大きな悲鳴(笑)。顔を見合わせて笑うメンバーたちも楽しそう。そして、リッチーやデイヴのもとへ歩み寄り、"you know what I need!Juke box music, the cover Stuff!Twist & Shout?"などと訊いて回るジョン。「何かできる?」と訊かれて首を振るデイヴがなんか可笑しい。すると、デイヴの隣のボビーが何かある、とのことで、「What've you got? You've gotta something?What've you got?」と煽り、ボビーが「これなんだけど、」と言うようにジョンの様子を伺いながらリフを弾く(こういうステージングがサポメン含めて皆上手い!)。もちろん、Bad Case of Lovin' You! ジョンがボビーを呼びよせ、マイクをシェアして"Dr.,dr."と歌い始める。肩を組んだりして楽しそうな2人のもとにリッチーもやってきて、ジョンの肩を小突き、3人でマイクを囲む。おっさんばかりなはずのに何て画になるんだ…!(惚) Bad Medicineへ帰り、歓声に包まれて曲が終わる。が、すぐにジョンがア・カペラで"Dr.,Dr.,"と歌い始め、ファンは"Bad case of lovin' you!"と応える。楽しい!Shoutがなくなったと聞いた時は寂しい気がしたけど、この新しい流れに早くもハマってしまった(笑)。 ファンの合唱にジョンが笑って、そのまま次の曲へ。力強いIt's My Lifeのイントロへのファンの反応に、10年ほど前に生まれたこの曲が、未だ根強い人気を誇ったままだということを感じさせる。スクリーンは小さなコマになって、ジョンの姿が沢山映ってたのが印象深い。
盛り上がりながらもさらっと流れていき、MCモード。 ジョンがリッチーを紹介し、2人がステージの中央でがっしりと握手を交わす。ジョンがステージを去り、リッチーのソロタイム、Homebound Train! 私は個人的にこの演奏すごく大好きだけど、なぜか会場は一気に休憩モード…。座りこむのは当たり前で、中にはトイレに行く人や、酒を買い足しに行く人まで。勿体ないよー!だってリッチー、すっごく格好いいから!!この曲ってこんなにリッチーのブルージーなヴォーカルに合うんだ、と驚くほどに。 リッチーにしては長めのギターソロも、デイヴの見せ場も本当にアツい!こんな風にこの曲が甦るなんて! 因みに、サークルの外では休憩モードですが、実はサークル内ではこの曲の時が一番カオス。というのも、この曲が終われば、ジョンがrampに登場するということを皆知っていて、サークル内のファン皆が皆、rampの縁に早くから移動しようとするから。 私はサークル内の一番最後尾の一番内側と言うめちゃくちゃ良い席にいたのですが、全然関係ないところから早めに移動してるファンにイライラ。いや、別に自分より良い場所に行かれるのが嫌とかじゃなくて、リッチーのソロをないがしろにしてる感じがものすごく嫌だった。すぐそこで、あんなに良い演奏をしてるのに、こんな風にサークルの中にいるような熱心なファンがそれをちゃんと聴かないなんて、なんてひどいんだろうと真剣に思った。その分、私は(その場所を動くつもりもなかったので)隣の姉ちゃんがそわそわしてるのも無視して(笑)、リッチーの演奏をしっかり鑑賞。アウトロではリッチーは指にスライド・バー(Blaze of Gloryの時に使うあれ)をはめて、あの流れるようなギターリフを聴かせてくれる。うーん、格好いい!
さて、2人がrampへ揃い、ギターを抱えて向かい合う。I'll Be There For You。ジョンとリッチーが向かい合い、ジョンのマイクをシェアして歌い始める。 HANDツアーからよくやるようになったこのパフォーマンス。やっぱりライヴで見れたのは今回のツアーが初めてでした(HANDの時は大阪ではやってくれず…LHの時はJPNツアー全部行ったけど結局出ず…)。ジョンとリッチーが、目を閉じて、でも時に笑いあいながらあのハーモニーを生み出す様子は、やっぱり「美しい」としか言いようがなくて。 因みに私の正面はcircle sideのファンでしたが、そのどセンターにいたファンがどうやら誕生日だったよう。"I didn't mean to miss your birthday, baby."のところでは自分を指さして笑っていました。いいなあこういうのも。 演奏が終わると、2にはにっこり微笑み合って拳をぶつけあう。
アコーディオンを抱えたデイヴと、箱を持ったティコが登場し、アコースティックでのSomething for the PainとSomeday I'll Be Saturday Night。ジョンとデイヴが顔を見合わせたり背中を合わせたりしてる様子がとってもほほえましかった。 バンド内で一番古くからの友達の2人。普段はやっぱりリッチーとジョン、という組み合わせだけど、この2人も本当に良いコンビ。
メンバーがrampを通り、メインステージへと帰還。ジョンは周りのファンと触れ合いながら、最後にステージへ。ティコは早々と帰ってしまった…というのも、リズム部隊なので次の曲に備えるため(だと思う/あまりにもあっちゅー間に帰ってった/笑)。 サークル内でまたごそごそと元の席に着いたりしてる中、ベースのイントロが聞こえてきた。Keep the Faith。もちろんジョンはマラカスを振り、踊りながら熱唱。最後のクライマックスでは両腕を交互に上げるあの仕種。そしてマラカスを高く放り投げ、放物線を描き戻ってくるそれをキャッチ。慣れた様子でやってのけてしまうのがまた格好いいんだよなぁ…。
Work for the Working Manは、スクリーンのプロダクションがとても凝っていて格好いい。初めて聞いたときから想像していたように、サビでは"Work!Hurt!"と、掛け声と拳が上がる。シリアスな曲なだけに、ジョンの顔には笑顔はない。けれど、ヴォーカルにも表情が溢れていて、痛みがひしひしと伝わってくるよう。Bad MedicineやIt's My Lifeみたいな明るいロックチューンで盛り上がるだけでなくて、こういうドラマチックな曲をライヴで再現してくれるのもまた、Bon Joviのライヴの素晴らしいところだと思う。
静かに終わったと思うと、"It's alright!"と観客をノせる声。明るいビートはWho Says You Can't Go Home!ギターを弾きながら歌うジョンの顔には笑顔。It's Alright!を繰り返すお馴染の流れは何度やっても楽しい!
何度もIt's Alright!を繰り返して曲が終わり、次に聞こえてきたイントロはLove's the Only Ruleの、ちょっとピコピコした感じのイントロ(笑)。つまりは、本編終了の合図だ。 この曲も、ライヴで聞くまでは本当の良さがわかってなかった。ステージの上で、腕を広げて伸びやかな歌声を聴かせてくれる、エネルギーに満ち溢れたジョンを見るまでは。地響きのような、ファンの"Woo,woo,woo,wooooo,wooooo"に載せて、"Hallelujah!"と繰り返す壮大な流れを知るまでは。 そしてとうとう、あの例の瞬間。 ブリッジ部で、ファンに"Wooo~"を歌わせながら、サークルの中に降りてくるジョン。ジョンが自分のすぐ目の前にやってくるのが信じられなくて、周りのファンが抱きついたり身体をベタベタ触ったり髪の毛をくしゃくしゃやったりする中、口元に手をあてたまま動けなくなる私。すると、前のファンと絡み終えたジョンが、そんな固まってしまった私を見つけて歩み寄り、しっかりと目を覗きこんで、"woo,woo,woo,woooooo,woooooo"と1フレーズ。私も必死になって一緒に口ずさむ。もちろん、手を伸ばせば届く距離。だけどただただ、ジョンのあの青すぎる目に釘づけになってしまってますます動けなくなった。 すぐに奥のファンのもとへ行ってしまったけれど、隣のお姉さんの方を振り向くと、彼女も興奮した様子で、思わず2人で抱き合った(笑)。本当に信じられなかったれど、彼女が「You just sang with Jon Bon Jovi!」と言ってくれて、ああ本当だったんだ…と泣きそうになる。LAまで来て本当に良かった、と心から思った。
Runawayが終わり、Wanted、Prayerで終わりかな…と思っていると、ジョンはエレキギターを担いだまま。もしかして…と思っていると、その通り、Thorn In My Sideへ! この曲では、アウトロでジョンとリッチーが軽くジャムるんですよね。これを先にYouTubeでみて格好いいと思ってたので、実は楽しみにしてた1曲でした。ステージの中心に並んでギターを掻きならす2人!声と同じようにギターの音色もハーモニーばっちり! Runawayの時かも…すみません記憶が…(爆)。
もっと聞いていたい!と願うような気持ちで次の曲を待つ。暗闇の中、フロント2人がギターをアコギに持ち替えているのが見える。Wanted Dead or Alive、終わりの始まり。リッチーとジョンが肩を並べてあのイントロを奏でると、大きな歓声。"I've seen a million faces and I've rocked them all!"ではそこここで拳が突き上げられる。アウトロではまたリッチーがジョンに歩み寄り、2人でギターを高く掲げて見せる。
そしてとうとう最後の1曲、Livin' On A Prayerへ。ギターを抱えたまま、ちょっと手持ち無沙汰なジョンが可愛い(笑)。"We gotta hold on......to what we've got"と始め、続きを歌わせる。歌い終えると、拍手をしながら"don't get better than that!"とお誉めの言葉(笑)。 イントロの演奏の間、腕を振り上げるようにして、全身で客席を煽るジョン。最後の曲ってことで、ジョンもファンも気合満点。 この日はギターソロ前のジョンの"Livin' on a prayer!"がすごく声出ててむちゃくちゃしびれた!曲の合間にもファンとコミュニケート。大サビではもう一度rampを歩いて、複数のファンとタッチ。今回のツアーはこれまで以上に、こういうファンとのinteractionをジョン自身が楽しんでるように見えたよ。これからも長く続くツアーだけど、ファンもマナーをわきまえて、最後までこうやって、ファンもメンバーも楽しく続けて行ってくれるといいな。
一瞬真っ暗になった会場に少しだけ望みをかけてファンがコールをするが、すぐに客電があがり、BGMが流れだす。同時にため息をついた隣のお姉さんと顔を見合わせると、彼女はもう一度、「You sang with Jon Bon Jovi!」とにこりとしてくれた。「I can't believe it!」と本音をもらす私に、彼女とその隣の男性ファンも笑う。 「それじゃあね。会えてうれしかったよ!」「こっちこそ!」とあいさつを交わし、お別れ。 2列目に座っていらっしゃった、会場前にお話しした日本人ファンの方と合流させてもらう。その間も現地ファンはまだまだ元気で、Prayerを合唱したりしていて、なんだかずっと楽しい気持ちで会場を後に。 本当に夢のような時間でした。
ちなみに、Love's the Only Ruleのピットでの出来事を、"J got Mobbed."かなんかツイッターにツイットしたファンがいたらしく、FCのフォーラムではそこから議論が起きました…。確かに、私にとっては急に抱きついたり頭撫でたり胸触ったりっていうのは考えられないことだけど、でも、別に"incident"があったわけでもないし、ジョンもクールに対応してたように思います。まあ、リッチーが通る時に使ってたロープをこの時は使ってなかったのがひとつ問題だったかもしれんけどね。 …まあもっとも、日本であれやったらジョン死んじゃうかもね…と、HANDツアーの時の花道の様子を考えると思ってしまうけど(あの時は私までハラハラした…ジョンがステージに辿り着いた時、そこここで拍手起こってたし)。
それにしても、ジョンって何て不思議な人なんだろう…。When We Were Beautiful(映画)で見せたような「社長」の顔も、ホームレス救済のチャリティに奔走する姿も、大きな会場でパフォーマンスをするフロントマンの顔も、家族と一緒にいるときの「父親」の顔も、全部Jon Bon Joviという1人の人物。チャリティや政治家の応援活動や俳優業など、ミュージシャン以外の仕事をあまり好ましくなく思うファンがいるのも知ってるし、それは彼らの考え方・感じ方。でも私は、くるくる変わる表情(とムード/笑)に驚かされつつも、そんな風に色んな面を持っているからこそ、彼にとても惹かれてる。これまで色々な道を歩いてきたからこその姿だと思うから。 BJのことを思うと、年上のベテランファンがすごく羨ましくなるけれど、でも、大好きな「今のBJ」に青春(笑)捧げてるこの自分も悪くない。 これからもずーっとファンでいるよ!