格段にバージュンアップしていた
先日、サロンスタイルなる珍しい編成のコンサートを聴きました
メインの石田泰尚さんが「珍しい編成なんで、十分に楽しんで行ってください」
・・・と言っていたんで、珍しいのでしょうけど、思わぬ発見をもしました
ソロヴァイオリニストを中心に、
神奈フィルメンバー他で構成された「サロン形式」だと言うんです

1stヴァイオリン4名、2ndヴァイオリン3名、ヴィオラ2名、チェロ2名、コントラバス1名
フルート1名、クラリネット1名、ホルン2名、マリンバ1名、ハープ1名
それにソロヴァイオリン含めた19名構成なんです
ちょっと見、音量が明らかに異なるホルンやクラリネット、マリンバがいるんで
アンサンブルの調和って、どうなっちゃうんだろう・・・って心配してしまいます
そんな心配は無用でした
素晴らしいアンサンブルでした
石田泰尚さんの哀愁ある音はもちろん、
各パートの音やらソロ演奏の素晴らしさが堪能できました

神奈フィルの主力のチカラが発揮され、石田さんを大いに盛り上げた・・・てな感じでしょうか
2ndの直江さん、ヴィオラ大島さん、チェロ高木さん、コントラバス米長さん、フルート江川さん
といった首席クラスが固め、マリンバの金井さんも良かったナァ~
少なからずのエキストラさんもいるんですが、
コンマスを務めた東亮汰さんは、若くして多くの客員コンマスを務めるなど活躍著しい人
大いに波打っておりました
石田さんも、調子のいい時の動きで・・・・
拍を打つ時のロボットのような動きやら、膝を柔軟に使った上下動
演奏者の正面に向かい立ち、フォルテを求める煽(あお)るような所作(しょさ)・・・・
見ている観客をも乗せてきますネ

石田泰尚さんは、所有する2つのヴァイオリンを曲によって使い分けていました。中央付近、2脚並んだ白い椅子に片方のヴァイオリンを置いて
いました。弾き振り(演奏しながら指揮を執る)の姿も独特で、見ているだけで楽しかった
この日の演目は、短めでよく耳にするクラシック曲中心に、
各国の民族舞曲、民謡に加え、スクリーンミュージックなど
ヴァイオリンの音色を聴かせました
前半9曲、後半8曲の全17曲をテンポよく演奏
アンコール2曲といった盛りたくさん・・・・
石田さんは「・・・とても疲れています・・・」とコメントしていました
(いつものセリフですけどネ・・・)
バック演奏者たちも大いに拍手をしていて
何度もあった石田さんのアンコール挨拶を、一緒に求めていたし、
立ち上がり退場するのを、ためらっている感じもありました
きっと・・・バック奏者も楽しめ、いい演奏ができていたんでしょうネ
実は・・・・
このサロンスタイルと全く同じ楽器編成と同じ編曲者でのコンサートを
昨年11月末に、私は一度聴いているんです
ジャズシンガーの歌姫さんと一緒に、神奈川県中央部付近にあるホールで聴いたんです
近辺3市の合同共催での音楽振興目的のコンサートで
開演直後、代表市長さん挨拶がありました
今コンサートのチケットが販売開始1週間だか2週間で完売したと喜び、
さすがヴァイオリニスト石田泰尚さん・・・と褒(ほ)めたたえていました

昨年11月末頃、聴きに行った神奈川県中央付近にあるホール。能や歌舞伎もできるよう、左右に花道がついていた
その時の演目はピアソラの曲中心ですが、横浜での曲とかなりかぶったものもありました
実は・・・・
その時のコンサート、ちょっとがっかりした記憶があります
ホールが多目的ホールだったことがあるんでしょうか?
円(まろ)やかじゃなかったんです・・・音が角張っていて・・・
響いていなかったんです
2台いたホルンがやたら目立ってしまい、弦楽5重奏と音が乖離(かいり)していました
歌姫さんはもっと厳しく、弦楽5重奏だけでいい・・・なんて言っていました

昨年11月末頃に行ったホールのステージ。ホールの収容人数は多いが、ステージそのものは、さほど大きくない
それでも会場は大いに盛り上がってはいましたけど・・・・
終演後、アンコール1曲あり、その直後、ホール内照明が灯(とも)されてしまい・・・
熱心な石田泰尚ファンを大いにがっかりさせていました
(石田さんのコンサートは、アンコールは3曲あるのが常なんです)
あれから3か月経って、大きく良くなっていたのには驚きです
音楽ホールと多目的ホールとの違いもあるでしょうし
経験豊かな奏者も横浜での方が多いし・・・・
いろんな反省もあって?のリハーサルを行い、醸(かも)して熟成させたんでしょう
変われば変わるもんですネ
でもまぁ~ 同じ内容でも、主催団体の意図が異なっていれば、
演奏も異なって来る事は、当然、考えられますけど・・・・
でも・・・大きくバージョンアップしたいい演奏が聴けた
今回は・・・そんな満足感がありました
そんな事を感じながら、大いに楽しんだコンサートでした・・・・・