今さら 知ったとしても | あるジイさんが見たもの

今さら 知ったとしても

日本人は「ラ・カンパネラ」が好きだ・・・・と思っています


ピアノリサタルでのアンコールに、少なからず登場する曲であり

お客さんも大喜びする曲でもあります


かくゆう私も、好きです

 

若いクラシックファンは別として、
「ラ・カンパネラ」って言えば、多くの人は、フジコ・ヘミングって出てくるそうです

 

写真は、NHK『おとなのEテレタイムマシン「ETV特集 フジコ~あるピアニストの軌跡~」』より撮ったものです

 

私の場合は、ちょっと違くて・・・

フィットネス・ジムでランニングマシンに乗っている時、
ディスプレーにユーチューブを映し出し、
ノイズキャンセリングのついたBluetoothイヤホンを耳に、
クラシックのピアノ曲かヴァイオリン曲の演奏を見ています

また、日常的にアマゾンミュージックで、バックミュージックとして、
ピアノ曲やヴァイオリン曲を流しっぱなしにしています

「ラ・カンパネラ」は、よく登場してくるんです
いろいろなピアニストが演奏するんですが、
盲目のピアニスト・辻井伸行も少なくありません
ヨーロッパ各地でのデビューした時、アンコール曲でよく弾いたようです
超絶技巧の曲を盲目ピアニストが見事に弾くんで
お客さんは大喝采なんです
そんなシーンをよく見ているんで、
私の場合、「ラ・カンパネラ」と言えば、辻井伸行と思い浮かべるんです

 


つい先日の4月21日に、フジコ・ヘミングは亡くなったとマスコミは伝えていました

 

写真は、NHK『おとなのEテレタイムマシン「ETV特集 フジコ~あるピアニストの軌跡~」』より撮ったものです


凄い偶然なんですが、
その直前に、彼女の著書「CLORS」(2021年11月発行)を借りて読んでいたんです
あまりにものタイミングに、自分でも驚いています


この本は、初のベストアルバム発売に合わせて、
ドラマチックな人生やら、彼女特有の音楽表現を語っていたりしています
CD5枚組全77曲、そえぞれの曲に込めた思いを語ってもいました


5月4日に、NHKの番組「おとなのEテレタイムマシン」という番組がありました

フジコ・ヘミング逝去に伴い、彼女を偲ぶ放送だと思われます
内容は、1999年2月初放送の「ETV特集『フジコ ~あるピアニストの軌跡~』」です

 

写真は、NHK『おとなのEテレタイムマシン「ETV特集 フジコ~あるピアニストの軌跡~」』より撮ったものです


当時、この番組放送後、大反響が起こり、
直後発売された「ラ・カンパネラ」のCDは
クラシックCDでは前代未聞の200万枚が売れた
・・・という逸話が残っているそうです

フジコ・ヘミングが得意とする「ラ・カンパネラ」
そんなところから、「ラ・カンパネラ」と言えば、フジコ・ヘミング・・・となったんでしょう


最近まで私は、彼女の事、よく知りませんでした
現役を退いた年老いたピアニスト・・・という概念くらいでした

 

写真は、NHK『おとなのEテレタイムマシン「ETV特集 フジコ~あるピアニストの軌跡~」』より撮ったものです


至って遅咲きのピアニスト・・・・


ポーランド人の父と日本人の母、母子家庭、貧乏、国籍はく奪・無国籍
バーンスタインに見いだされる、耳が聞こえなくなる、音楽家の失望、
ドイツ、ポーランドでの苦労、60歳台後半で世界に見いだされる
日本に帰国するが孤独・・・・猫たちとの生活
知れば知るほど、紆余曲折というか壮絶な人生とか・・・言葉に言い表せないのです

 

写真は、NHK『おとなのEテレタイムマシン「ETV特集 フジコ~あるピアニストの軌跡~」』より撮ったものです


ユーチューブで、彼女の弾く「ラ・カンパネラ」も、何度か見て聴いていました

多くのピアニストは、リストの超絶技巧練習曲「ラ・カンパネラ」という事もあり
バリバリの弾き方で、ガンガンと攻めてくるのです
ところが、彼女の演奏は・・・情緒たっぷり柔らかな弾き方で、音符通りのではなく、
間を取ることやら、少しスローテンポなんです
マシンガンのような連続音符の一部の音を抜いている? 
・・・ような個所も、時には見受けます?・・・
ピアニストは機械じゃない、音楽を奏でる人という彼女のポリシーなんですネ

 

写真は、NHK『おとなのEテレタイムマシン「ETV特集 フジコ~あるピアニストの軌跡~」』より撮ったものです

 

亡くなってしまいましたが、

今となって、生のリサイタルに行きたいなぁ~ と思ってしまいます

 

PS:「ETV特集『フジコ~アルピアニスト』」は、
    5月11日(土)まで「NHK+」で見る事ができます
    時間があったら、ぜひ見てください・・・・お勧めします・・・