相澤さんのアドバイスはこうだった。
 
  • 結局どうしたいのか?(なりたいのか)を良く考える
  • 出すならいくらまで出すか

そして、最後に

 

彼女はフリーランサーであると同時に風俗嬢である事を忘れてまいけませんよ。

相手の方が、何枚も上手です。

あまり熱くならないように、一度冷静になってみてはどうですか?

 

 

だった。

 

 

この頃、私は色んな意味で錯覚をおこしていた。

 

と言うのは、彼女とは毎日数時間のメールを毎日のようにするんだけど、今から「カフェ(テーメ)に行くとか」、「客といるとか」、簡単には風俗嬢的な部分を全く見せなかったのだ。

 

彼女からは毎日のように画像が送られてくるのだが、仕事中の画像や食事中の画像や部屋に居る時の画像など、一般的な私生活を私に送ってきていた。

 

なので、私は

 

「最初の出会いは彼女を買ったとこから」

 

と言うことを頭の中から消去しようとしていた。

 

 

 

以前、タイ友のひろくん(仮名)に

 

「お金送ってとか来たらどうしますか?」

 

の質問に

 

「いや~。そうなったら止めるね~」  

 

とそう言っていた私。

 

 

しかし、本当にその時が来た時には、「止める」という選択肢が既に私の中になかったのだ。

 

 

 

そんな事を考えてながら、訪タイが迫ったころ、彼女から衝撃的な事をと伝えられるのであった。