いやいやいや、かくも斯様に見事な叩かれっぷりですな~(⊙ꇴ⊙;)。
公式テストから、第1戦のメルボルン→第2戦中国とほゞ叩かれっぱなしで、凱旋ってカタチでの鈴鹿も終わり中東有事の関係で、ほゞ1か月のインターバルになったわけだけれども、まずは初完走を祝福したいと思います。
しかし、この半端ない叩かれようを見ていると、世界的に人気になってきているF1レース、仮に現在参加を企てる企業やチームが居たとしても、震えて観ている事でしょうね(笑)。
まー何にしても、トップが有ればビリもいるのが競技ですし、競争から逸脱した環境で育った方たちは簡単に「何やってんだ!!」って言いますけど…。
果たしてAMRの現在地、しいてはホンダ・エンジンが過去に比べてドウなのか?また、妄想半分で展望なども語ってみたいと思います。
まず、鈴鹿の決勝は昼間だったのでリアルタイム速報で見てたんですが、キャデラックに対してアロンソはタイム的にS字と、マッちゃん抜けてスプーンのアプローチ当たり、ちょうどベアマンがコースアウトしたあたりが、ゲロ遅いですね。
この2か所に関して、必ず遅れを取っていたようです。言ってみればタイム差もそこから来ているみたいなので、そこが無ければキャデラックとはいい勝負できるような感じです。
S字は登りですから単純にパワー不足って理屈が成り立つと思うんですが、スプーン手前は登りでもないし、言ってみれば緩い右曲がりの高速コーナーで、AMR空力が優れているのなら、得手なはずだと思いますがね……。
まー、ストレートを意識して、レスダウンホースの設定にしたというなら、双方の失速は頷けますが。
他は、自己ベストも周回とともに更新してたみたいだし、普通に遅い車くらいにはなっていると思います。
テストで殆ど周回できない状態から、3戦目にして「普通に遅い車」程度になったのだから、ケッコウな進歩だとは思いますよ。
叩かれ理由の「ホンダのスタッフは、みんなど素人だっ!!」って、誰かさんが言ったそうですが(笑)、そもそもホンダ社風というかアプローチの方法を知らないわけないですから、感情論の切り抜きで記事にされちゃったんじゃないですかね。
2015年マクラーレンとの提携を引き合いに出す人もあるかと思いますが、ワタシが覚えているのは1979年のNRの時の方が企業としてレース活動を行う上での難しさを端的に表していたと思います。(⊙ꇴ⊙;)。
77年12月川島社長のGP復帰宣言で華々しく狼煙は上げたけど、計画はおろか組織もない状態から、ほゞ1年半後のGP参加というスゲーのを観ているので「何のこれしきの!」の感が有りますね。
79年シーズン後半のイギリスGPにやっとの事で漕ぎ付けたけど、旧GP組は新規NRブロックには招集されず、出来上がったマシンを海外に搬送する方法も知らなかったらしい。結果は惨憺たるもので、翌最終戦のフランスGPでは2台揃って予選落ちという結果。
翌年も開幕を控えて大規模な方向転換を余儀なくされ前半は不出場。レース感を無くさないためにと片山がRGB500で参戦してたのにはびっくりさせられた。
後のインタビューで当時NRブロックを総括していた福井さんは言っています。
「最初に設計された0X(初期型エンジン)は、他メーカーの2サイクルエンジンに対して”闘える”戦闘力を有していたと言えるが、2年目からのエンジンは対策が講じて大きく重い全く別のエンジンになってしまった。歯を食いしばってでも、0Xで開発を続けていたら結果は変っていたかもしれない」
とまあ、コレが今の状況に近いのではないかと思っています。
振動問題も一部報道ではジェネレーターからの振動って言われていますが、ワタシはてっきり発表会のメルセデス圧縮比問題で三部社長が言っていた「ホンダにも色々アイデアがある」ってのを真に受けて、例の「高速燃焼」の領域を広げたのか、若しくは全域での作動に踏み切ったのかと思っていました。
希薄燃焼時の無着火燃焼をホンダでは高速燃焼と呼んでいますが、コレは言うなればノッキングの事で、その異常燃焼を手なずけてコントロールするという燃焼技術です。2021年時に既に実用化はしていたらしいのですが、その稼働領域を広げたのではという事です。
ノッキングとなれば、データにない振動も出る可能性もありますし、腑に落ちると思っていたんですが、思いすごしでしょうかね(笑)。
あと、最後にニューウェイのヤラカシで記憶に残るのが、マーチCG891の事が忘れられません。
レイトン・ハウスのロゴと共に歴史を葬られているクルマですが、前年のCG881の成功で開発に拍車がかかり、かなり突き詰めたクルマだったらしいです。
レイアウトのために、当時使用していたジャットに挟角の変更を打診して90°→76°の特注エンジンを発注。
当時ジャッドはホンダのCART用エンジン(V90°)をモデファイして使用していたため、その信頼性があったと言われていて、ブランニューのV76°エンジンを手がけられる技術力は有ったのか……マシンのバランスも含めて結果は案の定に惨憺たるモノで、やっと完走できるレベルになったころには、シーズンは終盤になっていたという…。
もともと、ニューウェイのマシンはベースの車両から時間をかけてモデファイしていき、その後数年間トップに君臨するといううのがだいたいの流れ。
言われているように奇才には違いないのだろうけど、ワタシには天才肌というよりも1つの事を突き詰めて行く職人肌の感じが強いかと思います。
あと、コンポーネンツにも口を出すイメージが有りますね(笑)。マウント方法とかバッテリー形状、補器類の搭載位置とか噂は流れていますが、どうなんでしょうかね(⊙ꇴ⊙;)
もー、ホンダにもこの際「振動で発電する」素子とかモジュールとか開発してもらって、チート級な速さを見せつけてもらいたいですよ(⊙ꇴ⊙;)。
