①先生「しりとりの空いているところに入る言葉を下から選んでをつけましょう」
例 : くま - □ - りんご
(かさ・まり・とけい から選ぶ)
※選択肢含め、全て絵でかいてある
②先生「上の絵と下の絵で同じ季節のものを見つけて、点と点を線で結びましょう」
例:
小学校受験では、文字を読んだり、書いたりすることは、一切ありません。なぜなら、文科省で「ひらがな・カタカナは1年生から」と決まっているからです。
したがって、上のような問題は、全て絵に「〇」「×」「点と点を線で結ぶ」等で、子供たちは回答をしていきます。
そもそも、海外に住む子供たちは、この「言語」問題の壁は高いと思います。しかし、小学校受験では、ペーパーに限らず、どの科目でも「言語」知識は必要なので、すぐに取り組むことが必要です。
▼我が家の対策をご紹介
<覚えにくいものに付箋(ふせん)でメモを>
例えば、「すいはんき」「じゃぐち」「ほんだな」等々、子供と話して、知らなさそうな単語のものにペタペタふせんを貼っておきました。
※受験には出なくても、ひらがなを最初に習得させておくことをお勧めします!
<単語帳を作り、移動時間の活用>
自分の学生時代同様、クルマ移動の際に、渡して何度も覚えさせました!
また、小さなメモ帳に
・季節ごとの定番な動植物
・台所にあるもの
↑この中から「なかまはずれのものは何ですか?」という問題のための対策
等々、カテゴリー別に絵を貼り(問題集のコピー)、裏に字を書かせていました。
「言語」問題は、親や日本の友人しか日本語を周りに使う人がいない海外子女にとって、とても大変です。しかし受験準備中だけは、日本の動画をよく見させたり、童謡を聞いたり、絵本の読み聞かせも行い、少しずつですが、日本語を強制的に「見る」「聞く」機会を増やしていました。
皆様の受験生活のお役に立てますように!
ご質問あれば、お気軽にお問い合わせください!