『5兆ドル規模の米国市場で儲けを出せていないのに、海外市場に河岸を変えればきっと本領を発揮できるはずと考えるのは、希望的観測にすぎるだろう。』

 

この言葉は、これは、投資の神様、ウォーレン・バフェットの言葉です。

 

 

ウォーレン・バフェット

 

この言葉を聞くと、バフェットは、決して海外市場には目もくれなかったのかと思う。

 

でも、そうではない。

 

バフェットは、海外市場でも、大きな利益をあげている。

 

 

 

メアリー・バフェット&デビット・クラーク共著の「バフェットの教訓」の中で、次のように解説されています。

 

 

おもしろいのは、この発言の10年後、ウォーレン本人が海外に進出して本領を発揮してみせたことだ。

 

2003年、彼は中国の石油会社「ペトロ・チャイナ」のかぶうぃ約5億ドル分取得した。

 

同社株の90%は中国政府が所有しているため、かつてウォーレンが冗談めかして言ったとおり、「会社の支配権はわれわれ2者が握る」という状況である。

 

「ペトロ・チャイナ」の収益性は、世界の石油会社の中で第四位。

 

原油産出量も「エクソン」と肩を並べるが、「ペトロ・チャイナ」の企業価値はウォーレンが購入した当時、西側の石油会社と比べると三分の一程度に過小評価されていた。

 

 

ちなみに、現在の「ペトロ・チャイナ」の株価は、2003年よりも400%上昇している。

 

これが本領発揮でないとしたら、何を本領発揮というのだろう。

 

 

 

 

 

(メアリー・バフェット)

 

バフェットの次男ピーターの元嫁。

 

12年間、バフェット投資を家族として身近で見てきた人物でありその投資哲学の伝道師。

 

(デビット・クラーク)

 

バフェトロジスト。(バフェット学の徒)

 

デビット・クラークは、バフェットの言葉をノート数冊にびっしり書き留めていたほど熱心なバフェトロジスト。

 

 

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