私は、米国株の取引きにサクソバンク証券を利用しています。

 

SBI証券などのネット証券でも、米国株の取引きは可能です。

 

ですが、以下の理由で、サクソバンク証券に口座を開設しました。

 

サクソバンク証券は米国株の取り扱い銘柄数が多い

サクソバンク証券は、米国株の取り扱い銘柄数が多いです。
 
サクソバンク証券で、すべての米国株を取引きできるわけではないのですが、SBI証券などの日本のネット証券に比べて、米国株の取り扱い銘柄数は圧倒的に多いです。
 
米国株の取引は、SBI証券などのネット証券でも可能です。
 
ですが、SBI証券などのネット証券の取り扱い銘柄は、限られています。
   
サクソバンク証券 約6000銘柄
SBI証券 4000銘柄以上
マネックス証券 4000銘柄以上
楽天証券 3600銘柄以上

 

米国株取引に強い証券会社は?銘柄数・手数料から5社を比較

 

私は、米国株の現物取引では、SBI証券とサクソバンク証券を併用しています。

サクソバンク証券では、米国株のオプション取引できる

私は、米国株を取引きしています。

 

現物株の取引きだけでなく、オプション取引もしています。

 

でも、SBI証券なのでネット証券では、米国株のオプション取引はできません。

 

それで、サクソバンク証券に口座を開設しました。

 

日本で米国株のオプション取引ができるのは、サクソバンク証券とIB証券(InteractiveBrokers)だけです。

 

私は、米国株のオプション取引を開始するのあたり、サクソバンク証券とIB証券(InteractiveBrokers)の両方で口座開設しました。

 

でも、IB証券(InteractiveBrokers)は、日本語対応していませんでした。

 

それで、IB証券(InteractiveBrokers)の口座は閉鎖し、サクソバンク証券でオプション取引をしています。

 

サクソバンク証券の手数料は,SBI証券などのネット証券より安い

これは、チョッと意外だったのですが、サクソバンク証券の米国株の取引き手数料は、SBI証券などのネット証券より安いです。
 
ただし、サクソバンク証券では、決済がすべて円貨で行われます。
 
取引をするたびに、為替コストが発生してしまいます。

サクソバンク証券の米国株の手数料

取引手数料は0.2%
最低手数料5ドル
上限手数料15ドル

為替手数料は片道0.25%
 

サクソバンク証券の米国株のオプション取引の手数料

 
3.0ドル(1ロット当たり)

だだし、両替コストがかかる。

決済によって円以外の通貨で損益等が発生した場合は、その時点での実勢相場に1.0%の両替コストを加えた交換レートで自動的に円に交換されます。

SBI証券の米国株の手数料

約定代金の0.45%(税込0.495%)
最低手数料:0ドル:約定代金が2.02米ドル以下のお取引
上限手数料:20ドル(税込22ドル)
米国ETF買付手数料無料対象の銘柄もある。
 

サクソバンク証券が、特定口座の受付開始

サクソバンク証券は特定口座に対応していませんでした。

 

しかし、2021年10月4日から、特定口座開設の受付を開始しました。

 
ほんとうに、良かったです。
 
でも、すでに一般口座で取引が完了したものについては、自分で損益を計算して、確定申告する必要があります。
 
また、現在一般口座で保有中の現物株のポジションを一般口座から特定口座へ移管することはできません。
 
しかし、一般口座から特定口座への移管ができないのは、サクソバンク証券の問題ではなく、日本の法律で定められているからのようです。
 
サクソバンク証券で特定口座が開設できるようになったのは、嬉しいニュースですが、2021年分(令和3年分)は、自分で確定申告する必要があります。
 
それを考えると、少し憂鬱になっています。
 

追記(2021年10月14日)

サクソバンク証券の特定口座が開設されました。
 
特定口座を開設するのは、申請する必要があります。
 
一週間程度で特定口座が開設されました。
 
ですが、特定口座に対応するのは、外国株式だけでした。
 
オプション取引は、特定口座には対応しないとのこと。
 
サクソバンク証券では、米国株のオプション取引は、永遠に特定口座に対応しないのだろうか?
 
もしかしたら、制度的な問題で、米国株のオプション取引は特定口座に対応できないのかもしれない。
 

サクソバンク証券は、クイック入金に対応している

サクソバンク証券は、クイック入金に対応しています。
 
サクソバンク証券のクイック入金の提携金融機関は、三井住友銀行、楽天銀行、PayPay銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行です。
 
私は、住信SBIネット銀行を利用して、サクソバンク証券へクイック入金をしています。
 
 
 

サクソバンク証券のデメリット

以上のような理由で、私は、米国株の取引で、サクソバンク証券とSBI証券を併用しています。
 
ですが、実際に、サクソバンク証券を利用してみて、不便に感じた点もあります。
 

サクソバンク証券はNISA口座に対応していない

サクソバンク証券はNISA口座に対応していません。
 
サクソバンク証券は、特定口座にも対応していませんでしたが、2021年10月4日から、特定口座開設の受付を開始しました。
 
次は、NISA口座にも対応して欲しいです。
 
サクソバンク証券では、特定口座の受付を開始いたのですが、オプション取引は特定口座の対象外です。
 
これは、サクソバンク証券に問題ではなく、日本の証券税制の問題だと感じます。
 
だから、もしも近い将来、サクソバンク証券がNISA口座に対応したとしても、オプション取引はNISA口座の対象外になると感じています。
 

サクソバンク証券はDRIP(配当再投資制度)に対応しているけど、すべての銘柄でDRIP(配当再投資制度)を利用できるわけではない

サクソバンク証券はDRIP(配当再投資制度)に対応しています。

 

でも、端株(1株未満)では、配当を再投資できません。

 

私のように、資金量が少ない個人投資家にとっては、DRIP(配当再投資制度)に対応していても、あまりメリットはありません。

 

それに、DRIP(配当再投資制度)に対応していても、すべての銘柄で配当再投資ができるとは限りません。

 

銘柄によっては、DRIP(配当再投資制度)が利用できません。

 

企業がDRIP(配当再投資制度)に対応していなければ、DRIP(配当再投資制度)を利用することはできません。

 

DRIP(配当再投資制度)が利用できるかどうかは、証券会社の対応だけでなく、企業側の対応にも左右されます。

 

端株でも、配当再投資ができればいいんですけど、、、。

 

 

サクソバンク証券の取引は、全て円ベースで決済しなければならない

サクソバンク証券では、円ベースで決済がされます。
 
そのたびに、為替コストが発生してしまいます。
 

サクソバンク証券 ログインできない

サクソバンク証券にログインするには、2段階認証が必要です。
 
サクソバンク証券のログイン画面
 
ところが、コードが届かない。
 
だから、ログインすることができない。
 
いつも、コードが届かないわけではないのですが、登録したスマホに認証コードが届かないことがあります。
 
 
サクソバンク証券のよくある質問に下記のような書かれています。
 

数分経ってもSMSを受信できなかった場合は、「コードを再送信する」をクリックしてください。

 
冗談じゃない。
 
これから、注文をだそうという時に、1分だって待てない。
 
 
 
サクソバンク証券では、2段階認証がデフォルト設定になっています。
 
ですが、2段階認証をせずに、ログインすることも可能です。
 
いっそのこと、2段階認証をせずに、ログインできるようにしてもらおうかと思いました。
 
ですが、セキュリティを考えて、2段階認証を利用することにします。
 
 
それに、認証コードが届かない場合でも、1分ほどまでば、認証コードは届きます。
 
だから、我慢して、2段階認証を利用することにします。
 
 

サクソバンク証券の株式配当履歴の表示が正しくない

 
サクソバンク証券の株式配当履歴の表示には誤りがあります。
 
この件について、何度もサポートに問い合わせをしているのですが、サクソバンク証券は誤りを直す気配が感じられません。
 
多少話は込み入ってくりのですが、何が違っているのかを説明します。
 
サクソバンク証券は、DRIP(配当再投資制度)に対応しています。
 
ですが、このことがプログラムを複雑にし、株式配当履歴の誤表示につながっているようです。
 
サクソバンク証券では、配当金の支払いがアナウンスされるたびに、コーポレートアクションの通知がきます。
 
そこで、配当金を現金で受け取るか、それとも配当再投資をするかの選択をします。
 
ですが、配当再投資を選択しても、配当が1株未満の場合には、配当は現金で支払われます。
 
サクソバンク証券の株式配当履歴では、この配当金が「0」として記帳されてしまいます。
 
ただし、外国での源泉徴収額は記帳されてしまいます。
 
だから、株式配当履歴上は、配当金を受け取っていないのに、外国での源泉徴収額だけが記載されることになります。
 
 
少しだけ安心して欲しいのは、配当再投資を選択しても、配当が1株未満の場合でも、実際には配当金は現金で支払われています。
 
もしも、配当再投資を選択しても、配当が1株未満の場合に、配当金が支払われていなかったら、それこそ大問題です。
 
 
だから、株式配当履歴の表示が間違っているだけなのですが、サクソバンク証券は、顧客に対して基本的な報告すらできない証券会社です。
 
金融庁から業務改善命令が出ない限り対応しないつもりなのでしょうか?
 
それとも、サポートの方が基本的な対応能力に欠けているだけなのか?
 
もしそうだとしても、サポートの体制を見直さないサクソバンク証券のマネジメントには、大いに問題があると感じます。

 

サクソバンク証券では空売りができない

 
日本株は、信用取引を利用して空売りができるし、レバレッジを効かせることができます。
 
でも、米国株には、信用取引という制度がないようです。
 
その代わり、CFDで空売りができるし、レバレッジを効かせることができます。
 
私は、オプション取引をしているので、CFD取引はしていません。
 

サクソバンク証券の過去の不祥事

日本の証券会社で米国株のオプション取引ができるのは、私の知る限りサクソバンク証券しかありません。

 

私は、サクソバンク証券を愛用していますし、サクソバンク証券のことをあまり悪くはいいたくありません。

 

ですが、サクソバンク証券では、過去に2度も重大な不祥事を起こしています。

 

私がサクソバンク証券で取引を始めたのは2021年になってからなので、幸いにして、この不祥事には巻き込まれていません。

 

個人情報の流出

サクソバンク証券は、2020年9月18日、金融庁から金融商品取引法に基づく業務改善命令を受けています。

 

個人情報の流出が発覚したため、業務改善命令を受けています。

 

何者かによるサイバー攻撃を受け、外部に委託していた顧客情報管理システムから顧客の氏名や住所、生年月日などの個人情報が流出した。

 

3万8千人の顧客の個人情報を流出させた。

 

マイナンバーカードの情報も漏れた。

 

 

サクソバンク証券では、外部ベンダーのサーバーで管理されていた情報をサクソバンクグループのシステムへ移行したとのことです。

 

詳細はサクソバンク証券のホームページ上で確認できます。

 

個人情報流出に関するお詫びとお知らせ

 

 

サクソバンク証券では外国株の配当金について、日本での源泉徴収をしていなかった

サクソバンク証券では、2018年9月から2020年11月までの間、外国株での配当金に対して、日本での課税分の源泉徴収をしていなかった。

 

それが、2020年12月になって、サクソバンク証券から「外国証券等に係る配当における源泉徴収税未請求について」という書類が書留で郵送されたそうです。

 

だから、2020年12月28日に、いままでの源泉徴収漏れ分を一括で徴収する。

 

しかも、口座残高が足りてなければ持っている株やETF強制売却したり、建玉を強制決済するとのこと。

 

これは、ヒドイです。

 

 

そして、「追加で未徴収分を口座から引き落とします。口座にお金がない場合は強制的に有価証券を売却します。2019年までに自身で確定申告して納付した分については、税務署に更正の申告をして還付の手続きを取ってください」とのこと。

 

 

証券税制について最低限の知識のあるかたは、2018年・2019年の確定申告で国内での課税分を申告している。

 

過去に遡って、一括して源泉徴収されると、税金の二重支払になる。

 

だから、税務署に更正の申告をしろ。

 

2020年分から源泉徴収するというわけには、いかなかったんでしょうね。