ウォール街は唯一、ロールスロイスで送り迎えされる人が地下鉄で通う人からアドバイスをもらうところです。

 

これは、投資の神様、ウォーレン・バフェットの言葉です。

 

ウォーレン・バフェット

 

英語で言うと、

 

Wall Street is the only place that people ride to in a Rolls-Royce to get advice from those who take the subway.

 

となります。

 

この意味、わかったような、わからないような。

 

ヤフー知恵袋に質問した人がいる。

 

ウォーレン・バフェットの皮肉「ウォール街は、ロールスロイスで乗り付けて来る人が、地下鉄で通って来る人からアドバイスを受ける唯一の場所だ」という皮肉の意味が理解できません。

 

 ~ロバー トキヨサキ、キャッシュフロークワドラント改訂版p128より~

 

下記の回答、少し長いですが、参考になります。

 

有名な言葉ですね(笑)

 

 ロバートキヨサキの本は、あんまり翻訳が上手じゃないんで分かりにくい表現になったのでしょう。 

 

バフェットの教訓 徳間書店 メアリーバフェット(バフェットの息子さんの元嫁)著 の25ページに別訳とこの言葉の解説がのっています。 

 

地下鉄で通勤している連中の助言を、 「ロールスロイス」で乗り付けてきた連中がありがたく拝聴するような場所は、ウォール街以外には存在しない。

 

高い知性を備え、大きな成功をおさめ、人生で巨万の富を築いた事業家たちが、自分で投資する金もないような、貧しい株屋の助言を受け入れてしまう状況に、ウォーレンは常々違和感を覚えてきた。 

 

それほどありがたい助言を顧客に与えられるなら、なぜ株屋自身は全員金持ちになっていないのだろうか?

 

ひょっとすると、彼らは自分の助言で儲けられないからこそ、他人に助言料を請求することで儲けようとしているのではないか?

 

自分の金を使って自分を金持ちにしようとせず、他人の金を使って他人を金持ちにしようとする輩は、疑ってかかった方が良い。

 

助言を聞けば聞くほど株屋に手数料が転がり込む、と言う仕組みが存在している場合は特に… 

 

往々にして彼らの目的は、他人の金を使って自分を金持ちにすることなのだ。

 

助言に従った結果、誰かが財産を失ってしまったら彼らはどうするのだろうか?

 

助言を買ってくれる別の誰かを見つけてくるだけである。

 

ウォーレンは、こうした株屋たちからなるウォール街の「誠実さ」に強い疑念を抱いており、金融アナリストたちがまとめた事業予想には目もくれようとしない。

 

どのビジネス分野を取って見ても、ここの特殊要因が無視され、余りにも楽観的な見通しばかり記されているからだ。

 

多分これでわかるかと… 

 

これでもわからない時にはこの本読んでください。 

 

読む価値がある本です。

 

つまり、この言葉でバフェットは、怪しげな株屋の助言に従って投資をする大金持ちを皮肉っている。

 

自分の金を使って自分を金持ちにしようとせず、他人の金を使って他人を金持ちにしようとする輩は、疑ってかかった方が良い。

 

怪しいって分てても、株屋の話を鵜呑みにしてしまう。

 

頭では理解できても、欲に目がくらむとロクなことになりません。

 

 

 

 

 

でも、良心的な株屋さんもいます。

 

たとえ、株屋が推奨する銘柄でも、パーフォーマンスさえよければ、それでいい。

 

儲かるなら、他人に銘柄を選んでもたった方が、楽ちんです。

 

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