封筒の中から手紙を取り出し静かに読んだ。それは想像を絶する内容だった…あたしは勝手に子供を作り彼に親父になれと言いそれを拒んだらみんなに話すと言い俺は苦しみの中に居る、だから大切なお前には逢えないと…あたしはとんでもない女になっていた…だから改めて彼女に聞いた…『彼が必要ならあたしは身を引くよ…』と。そしたら彼女は『確かに自分の事を好きなのを解っていたからある意味利用した、でもこの前話がある、と言われ家にあげたのは浅はかだったし後悔している、連絡をもらい話せて真実が解りあなたを守りたいと想った。だから一緒に住もうと言った。食べさせて行くだけの自信はあるから』と。あたしとは真逆の『強い女』だった…あたしは誰かに頼り生きて居かないと生きられない弱い人間だった…独りでは生きていけない…でも考えてみていた。彼をののしる彼女に確かに最低な男だけど…と想ってしまったあたしは知らないうちに彼を愛していたのかな…?彼女と語り明かし又逢う約束、と言うより彼女に『家をでる準備をしろ』と言われ複雑な想いの中そのまま仕事へ行ったらあたしは左目が見えなくなり始めた凍てつく寒い冬の真ん中だった…