それからはあたしは何も知らない土地でいろんなバイトをした…ただ見た目が派手、と言う理由で断られたりした。彼は地元だから友達と遊んだりギャンブルがひどかった…あたしもギャンブルは好きだったから2人で休みの日はパチンコ屋や競馬などやって生活、と言うより『ままごと』だった…借金は膨れ上がる程あった。それでも先の見えない生活を送っていた。幸せな時間は彼はとても優しい事。それしか無かった。優しさを知らなかったあたしには借金が多くても何でも幸せだった…でもそんな幸せなんて続かなかった…あたしの嫌いな彼の職場の子だけは家にあげないで、と頼んだのにあたしが居ない間家にあげて飲んでいた。あたしは許せなくて彼に言い寄ったら初めて彼はあたしに手をあげた…あたしは飛び出し週末遊びに来る友達の元へ行き泣きじゃくった。その友達もまた片思いをしてる人だったからお互いの弱さを語り尽くす頃にはあたし達は時間など無い程に傷を舐め逢うように2人は寄り添い逢った…寒い冬だった…