JEC エンデューロ | KRAZy TOPICS

KRAZy TOPICS

<< KRAZy Web Magazine Blog >>

JECって、エンデューロテストとかクロステストとか、なんだか、用語が多くてわかりづらいなぁ。。。



ですよね。。。 なので、ザックリだけど説明させてください。







$KRAZy TOPICS




↑はJEC Rd.4&5の日高のコース設定の概念図です。

今回は一周が約55キロ。そのなかにタイムを計測する区間が2カ所あります。

それ以外は移動区間です。なのでゆっくり走ってかまいません。



タイム計測区間には2種類ありました、今回。

エンデューロ テスト区間と、クロス テスト区間です。








エンデューロクロス区間は、主に草原と、少しの林道と、ウッズです。

草原区間は全体にスピードが乗ります。路面はギャップがあり、登り下りもあります。

またところどころに沼状のところもありますが、ほんのわずか。

距離は5-6キロ程度。

全体に雄大で、自然の中に設定されたところを走るという感じです。

$KRAZy TOPICS

$KRAZy TOPICS

$KRAZy TOPICS

#1ユータロー選手が谷に落ちたのはこのEnduro Test区間の最初の林道部分です。








クロステスト区間は、河原の葦やすすきなどの草原の草を刈って作ったコースがメイン(60%くらい?)とウッズです。

$KRAZy TOPICS

細かいコーナーが続き、全体にスピードは乗りません。

加速、しかしすぐにブレーキング、そして旋回。を繰り返すコースデザインです。

高低差もなくフラットです。鈴木健二選手はここでいいタイムを出しています。

「WR250Rの旋回性のよさが効いている」とコメントされてました。

$KRAZy TOPICS

$KRAZy TOPICS







エンデューロテストでいいタイムを出していたのは#70釘村忠選手。

$KRAZy TOPICS

よくこの長い距離のコースを覚えたと思います。

(もしくは、その場その場で対応してる? いくらなんでもそれは無理じゃ。。。え?出来るんすか!?)








今回はその移動区間に一般公道が混じっています。

$KRAZy TOPICS

↑こういう感じってことです。

今回こんなコースの部分部分で撮影していました。全長が長いので、ほんの一部しか歩けません。でした。

10キロは歩いたかな、でもほんの一部(汗


$KRAZy TOPICS
              一般道に入るところにもスタッフの方が。 おつかれさまです!





なんとなく、わかっていただけましたでしょうか。。。







理解していただいたことを前提に、あえてもう少し違う意味の説明させてください。

実はわかりやすくするために、↑は本来の意味とは少し違う説明の仕方をしてました。





正しくは、

数種類のテスト区間を自然の地形を利用して設けそこでテストし、その間も選手は自走(自力)で移動する。

といいうのが正しいのかな。。。




「トライアルに近いと言ったほうがいいのかもしれません。テスト区間のテスト内容が違うだけ。」

これは#20タク選手が言ってたことなんですけど、わかりやすい例えだなぁと思いました。

もともとトライアルもエンデューロから派生したとか。

        たしか、BIG TANKに書いてあったような。。。すいません未確認だけど。(汗





エンデユーロって、人と人が競うというより、

日常の中や自然の環境のなかで一人の人とそのマシンを試す、という競技です。

だから、整備もライダーが行い、またその時間も制限されているわけです。

ま、専門用語はどうでもいいかなと思っています。




だってオフサイドがわからなくてもサッカーは楽しめます。

F1のタイヤはなぜむき出しなのかも、知らなくても楽しめます。













知ると、もっとたのしいけど。