
今週末はRound6 Sugoです。なんかいろいろあるようです。
参戦をとりやめするライダーが出ていますね。
詳細を書けるときが来たらここで書きますね。
で、前回のRd.5 Hiroshimaのレポを作成する時間がなく、ずるずるとここまで来ちゃいました、すいません。
いまさらレースについて、も無いでしょうから
レース以外のことについて書いてみようと思っています。
で、MOTO1 all Stars “Saturday” マガジンと名付けてみました。

決勝の行われる日曜日と違って、土曜日は違う空気が流れています。
日曜日に比べ緊張感が少なく、すこーし緩い時間です。
パドックやライダーにも時間の余裕があり、その素顔や裏側を見ることができます。

左からpro classの#3リュータ、#14谷田部、#4三苫の3人が雑談中。
雑談というか、たぶんコースか、攻め方について話しているんじゃないでしょうか。
意外とこういうことを普通に話していたりします。聞いてると、面白いです。
#14谷田部選手はモトクロス出身でJawsの先輩。ヤマハ系です。昨年は怪我で半年間レースを休みました。
(KRAZyのクルマは谷田部選手のメカニックの井上さんに面倒みてもらっていますよ。埼玉オフロードビレッジの近くです)
#4三苫選手はロード出身。昨年から(だったかな)はヤマハに乗っています。後方排気のヤツからです。
#3リュータは何の出身でもありません。MOTO1で育ったライダーです。今はハスクに乗ります。

沖縄から来たmoto1 open classの#99ダイスケ選手。
おつかれの模様。昼寝です。
それにしてもいい走りでした!
まだいいタイムにはつながっていないですが、いいタイムが出るのは時間の問題だと思います。
決勝はマシンが壊れて走れなかったけど、今後が期待です!!
中学生?高校一年?
同じ沖縄出身の#16赤嶺選手もたいこ版のダイスケ選手です。

moto1 pro class 最後の走行で、夕立のような雨が!
でも、#6池田、#3リュータは走行をやめません。。。
スリックタイヤのまま走り続けます。
「今年はあんまり走れていなから、少しでもコースに慣れたいと思って走ってたんすよ」
とは池田選手。
今年の春先、MXの練習中にクラッシュで脚を骨折。
で、全日本モトクロスも出れていません。
スーパーモトのほうも当然あんまり乗れていない。

#3リュータもかなりのハイペースを保ったままライディングを続けます。
このスリックタイヤはドライでのグリップ力を最大に考えてあるため、タイヤに溝が切ってありません。
あのよく見る表面がツルツルなやつです。
溝が無く水を排水しないので、アスファルト上の水に乗ってしまい、
ウェットでは全くと言っていいほどにグリップしません。
なので、非常に高いマシンコントロール能力が必要になります。
「ボロボロタイヤでいつも走っていたら、ウェットでもある程度走れるようになっちゃったんすぅー (笑」
と、リュータ選手。
以前聞いたのは、「シャーベット状の雪の上でトシ(兄の#18トシ)と、カブ50でドリフトごっこしてよく遊んでた。めっちゃ面白いけど、ブレーキングがむずかしいんすよー!」
って話。
お金をかけたら速くなるわけじゃないんですね。

一方#17天野選手はすぐにレインタイヤに換えテスト走行を繰り返します。
どピーカンな日でしたが、レインタイヤを履いたホイールが用意してあったんですね。
ピットはさすがです。
決勝が夕立で雨になる可能性はあるわけですから、当然のテストです。
こういう細かい配慮も、トップクラスで走るには必要になるんですね。。。
つづく。