
INA circuitの逆周りはスライドポイントが増えました。上のカットは第2ダート入り口でのスライド。

そう、これでいうと6のトコロですね。

最終コーナーに向かうシケインのところもスライドを使うライダーもいます。使いたくないような感じではあったけど。

これは最終コーナーの立ち上がり。スライドポイントじゃないけど迫力ありました。
マシンを深く倒しこみリヤタイヤにフルパワーを掛け、ぶっ飛ぶ寸前で旋回し加速していきます。
他にも、1コーナーの進入もスライドポイントになるかもです。
ライダー達は先日の走行日の日曜日に、いろんなトライをしていました。
レース以上に面白いんですよ、練習走行は。特にレース直前のは。

第2ダートは小さなこぶのようなジャンプがあり、その先は角度のある下り。
そう!この下りは、以前の正まわりのときのあのジャンプの飛び出し部分です。
ここを一気に飛んでしまえば、タイムも縮まるはず、と、pro classは挑戦していました。
でもその前にあるのがコブと言う程度のジャンプ。小さいので、なかなか距離が出ないジャンプです。
でも#19ケンタローが飛び、そして#4三苫が挑戦し飛びました。しかし、問題はその後。
着地後すぐに左に向きを変えるために、着地とともにブレーキングしなければならない。
が、なかなか難しい。皆がオーバーランを繰り返します。。。

そこでケンタローが考えたのが、着地する時点でコーナリングフォームに入っておこうと
で、そのままブレーキング、そして向き変え。
着地前からシートに座り込んでの着地を試みるってわけですが、こんなことできるんだなぁ。。。。
あ、そうそう、飛距離足りなくても、できればフロントから着地したい。
そっちの方が跳ね上げられることなく、安全なんですね。
一番いやなのは、このテーブルトップの角にリヤタイヤがあたること。
そのままリヤが跳ね、マシンがライダーをおしりから跳ね上げ、前転となります。


#84Yassyがトライしていたのは、この下り斜面に斜めに着地すること。ここである程度向きも変えちゃえ!という考え。
というか、車体をななめにして前後ブレーキングをかけ土の上を斜めに滑り降りる、感じ?
フロントタイヤのみのブレーキングになりがちなのを回避しているのかもしれません。
フロントタイヤがロックしたときは、かなりダメージのある転倒になりますからね。
でも、なかなか上手く速度が落ちない。。。
(TRY MOTARDでリュータ選手が言っていた「少しずつトライしてみてください」というのは、
こんなぐあいにに彼らも日常的に行っています。その少しづつのトライの結果があの技術なんです。
最初からみんな上手いわけじゃないんです。才能でもなく、努力なんだと思います)
写真は無いんですが、#7Ikkiが一番上手く飛んでたように見えました。着地後上手くフルブレーキングするというより、
ターマックに出たところで強引にマシンを倒し込み、向きを変える。
ターマック上に載った土も使っているようにも見えたけど。。。
たぶん、違うなぁ。だとしたらFタイヤも滑ってしまうから。。。。Rブレーキでターンかな。
とにかく、上手く曲がっていたように見えました。
でも、それほどタイムの短縮にはつながっていないようです。
見た目には派手でかっこいいので、飛びきって欲しいなぁ。 魅せてほしいなぁ。
タイムが出るからということで、地味な走りはしないでほしいなぁ。
勝つためのバントなんか見たくないです。。。負けても振ってほしい。勝手なこと言ってます、すいません(汗
ジャンプ着地のこの下りの斜面を50cmくらい削りとって、着地ポイントを手前にしたら、
ブレーキングポイントもでき、飛びきるこの走りができるんだけど。
でもコストがかかるんです。。。。ダートセクションを作り替えるのは。
こういう事でどんどん費用がかかってしまう。で、赤字になる。
収入があればこういうのも処理できて、かっこよく、魅せるライディウングができるんですけどね。
なので、KRAZyは創設期の頃から入場者を増やすための努力をしてきました。あ、お金なんかもらってませんよ。。。(笑。
「ってか、やる人が増えればいいのじゃ?」と思うかもしれませんが、1人増えて10000円の収入。
でも、レースをやるひとを作るのはかなり大変です。
正直、みなさん、やりますか? 「えーっちょっと。。。スライドできないし。。。」たいていは、このようになります(苦笑。
エンデューロとの違いはここです。
スーパーモトもロードレースに比べたら敷居は低いのですが、やはりそう多くいるわけではありません。
やはり、やる人を作り出すのはかなりのカロリーが必要なのが現実です。
不可能と言うのではなく、効率が悪い。
しかし、見るのは誰でもできます。
サーキット周辺の学校の学生、というか、子どもやおじいさんおばあさんでもいいので、観に来てもらう。
1000人で1,000,000円です。2000人なら2,000,000円、ここまでいくとPR効果が期待できるので
企業もブースを出します。ライダーへのサポートも増えます。
具体的には、新ドリンクのマーケティングテストも行えます。無料でドリンクの配布が行われます。
なんかだんだん楽しそうで、イベントな感じになってきますよね。。。
X-GAMESはこのようになっているんです。これがプロスポーツです。
そのためには会場は華やかであるほうがいいです。
楽しそうであることが大切です。
新しいことがトライされていますが、今の課題はまず収入なんです。
ついに書いちゃいました。
こういうのを書いてしまうと、ショボイのでずっと書きませんでした。
でも、現実もいつまでたってもショボイ。ライダーのライディングやマシンはすごいんですけどね。
だから、書くことはせず、黙ってとにかく行動!と、していたんですけどね。
実は、今もこの考えには賛否両論があります
(やるひとを増やす以上に、見るファン、応援するファン、サポートするファンを増やすという考え)
以前は99%が反対でした。。。が、今は60%が賛成くらいにはなったのかな。。。
さて、みなさん、今週の日曜日は長野/伊那にMOTO1を観戦に来ませんか。
(こういう事を書いたり、やっても、お金なんかもらってませんよ。むしろ獲られました。。。)
KRAZyの写真や記事の内容が、とにかく楽しそうに描くのは、
行きたくなるなぁ、と感じてもらうためです。
だから、見え方にもこだわってました。
「すげー&過酷」じゃなくって、「かっこいい&楽しそう」と感じてほしい。
上の写真、今までのKRAZyの写真と大きく違うところがあります。
特にジャンプのカット。
さてどこでしょうー。。。?
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