ちょっと気になったマシンたちです
(MOTO1 HPに紹介されていないのをピックアップしました。あのHPような詳細はないけど。あれすごいよね。ホント参考になる。)


moto2 class #24橋口一馬 / KX250F / D-GARAGE & BRAINS + MY Techno
このマシンは速いです。以前から気になっていたんですが、ホントに速い。
Motegiのホームストレートでも、目視で速いのがわかります。
これは最終コーナーの立ち上がりが上手いというライダーの技量も関係するのでなんとも言えませんが
けっして並のマシンじゃないですよ。さすが、福岡のDさん。
BRAINSという名前がチーム名に入っていますが、オイルメーカーの名前です。
機会があれば乗ってみたいマシンです。



open class #300 高山直人 / Club Moto Roman / CRF300MotoRoman
そうです。マシンでやっぱ気になるのはこの300ccのマシンです。
300ccでヨンゴー(450)やそれ以上と互角以上に戦ったマシンですからね。
今回のMotegiは、かなり不利なんじゃないかと否定的に見ていました。。。
特に最高速の出るホームストレートとそのまま入リ旋回&加速の1コーナー。
結果は、ホームストレートもそれほどの差はつかなく、むしろブレーキングでかせぎ(「車体が軽いため我慢できる」と高山選手)
長くつづく1コーナーの間でも加速しながらの旋回ができるようで、前車との差をツメることも出来てました。
これも、ライダーの技量もあるのでなんとも言えないのですが、そのライディングを引き出せるマシンである。
という事実はあると思います。
このような考えは古くからあります。四輪ですが、ロータスが昔からやっています。
60~70年代のはほとんどこの考え方がベースのようです。
以前ロータス11というマシンに乗ったっことがあるんですが、エンジンは小さく市販のエンジン
そこに最新のシャーシを組み合わせたライトウェイトレーシングカー(ナンバーはついています。ちゃんと。公道用でもある)
エンジンはFIATの1000くらいだったかな。(エンジンはパワーをあげるんじゃなく、ピックアップのみを良くしてあった)
軽く小さな車体と、ひきしまりつつも良く動くサスで、すんごく面白いクルマでした。
自分はクルマもまるで乗れませんが、ちょっとバイクに似ていたです。腰で乗るかんじ。
峠と小さなサーキットを走りました、挙動はクイックでちょっと怖い。
ですが、慣れてきたら思うように操れます。軽い車体と、必要に応じて動くサス、ピックアップのいいエンジン
がコントロール性をあげていて、思うように動き楽しくさせてくれるんだそうです。
話はもどって。
CRF300は一度試乗したいな~。
大きなバイクが流行っている今、このバイクは僕らが忘れていたことを提案しているのかな。。。
ってかKTMも350だし、これが最新、てこと?
こういうのは、レーサーに限った話じゃないと思うんですよ。。。



pro class #5三苫進 / C.G.PHANTOM モトぼっちRR / YZ450F
三苫選手のマシンです。あのファントムさんとモトぼっちRRさんが作っています。
三苫選手っていうとCRFの印象があるけど、いろんなマシンに乗ってます。
KTM、アプリリア(この時もいいタイムでました。クラッシュに巻き込まれて怪我しちゃったけど)
DRZ400改というのも。
全体に言えるのは、このYZになってから安定して本領発揮、結果にもつながっています。
ただし、スライドからの立ち上がりに苦労しているように見えますが、それ以外はCRFのときよりカラダの下にある。
感覚的にいうとコントロール下にあるかんじでしょうか。ヘアピンでは苦労しているみたいだけど。
チーム名にある「モトぼっちRR」と言えば、moto2#3の森本選手のYZ250もです。これも速い!
MOTO1 Ustream放送で三苫&森本のコンビはここで生まれています。モトぼっちRRさんつながり。
モトぼっちRRさん、注目です!まじで。

#24カズマ選手やトップの選手が使っているこのホイール、マルケジーニの鍛造ホイール。
剛性が高く、また軽い、タイヤ交換もらく(チューブレスなので)、といろいろなメリットがありますが
ダートでの強度の高さ、鍛造なのでネバリがあり、ゆがむことで割れや破損を防ぐ。
また、路面からの情報を事細かに教えてくれるので、グリップ感がわかりやすい(ターマックで)。
逆にセットの悪いときは、グリップ感の悪い状況にあることもきちんと教えてくえます。
公道で使う方はここは気をつけたほうがいいようです、こまめなセット(タイヤの空気圧なども)に注意しください。
KRAZyのWR250Xのゴールドマルケも元気です。


open class #3川崎タカ / 川崎商店 + MS五郎Racing / YZ450F
ちょっと今年は目立てなかった#3タカ選手。#31赤嶺&#4天野選手の外車2人に置いて行かれたかんじですかね。
このYZは以上に速い、と一時は言われていました。
YZ人気は昨年のリュータ選手の活躍と(当然Jawsの活躍もあるけど、Jawsはライダーが目立っちゃう。ロッシみたいなもの?)
このタカ選手の速さが大きかったと思います。
とくにタカの場合、いきなりopen classを走っていきなり上位争いに食い込んだので注目された。
ストレートでも速い、美浜サーキットのストレート(スタンド側じゃなく向こう側)で、追うCRFを軽く引き離して行く。
ちょっとインパクトあった。
(その先に待つダートへ侵入ブレーキングポイントが奥にあったようにも見えた。。。
ってかダートでのブレーキングが上手いのが原因とも言えると思ったけど。)
タカ選手+YZ450Fの場合、まだバイクに乗ってあまり経験が無いから、これから伸びるでしょうね。リュータ選手のように。
繰り返して書きますが、リュータ選手は最初の2~3年は僕らとあまり変わらなかった。
最初から速かったわけじゃないんです。好きだから、一生懸命やった。
アプリリアの暴れ馬に乗って、いきなり速くなったんですよね。あの「暴れ馬」をいきなり乗りこなした。
マシンコントロールがすばらしく丁寧。冬の長野でおこなう氷上カブドリ遊びがベースらしいですよ。
最初から速い、とか上手い、という人はいないと思います。
結局、「注目のマシン」とか言っても、人なんですかね。乗るのも作るのも人だし。
トップクラスだって、乗りたいマシンで走っているわけじゃないし。
事情があってCRFしか乗れないんだけど、なんとかして旋回力を上げたい。
このメーカーのマシンでなければ、シートが無い。なんとか足りないパワーを補いたい。
とか。
高性能なパーツがいいバイクを造るんじゃなく、それをどのように仕上げそのライダーのライディングに
合わせていくか、じゃないのかな。
つーことは、ちゃんとしたお店に行くってことかな、結論は。
じゃ、そこはどこ?