Herbs@Home おうちで育てて楽しむハーブ
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ハーブの家 saekoです
小さなハーブの家にお立ち寄りくださり
ありがとうございます
ボランティア活動に参加している薬草園に、今年新しく仲間入りした東インドレモングラス。
アロマセラピーを学んだ人には割と知られているのですが、レモングラスには東インド、西インド、北インドと学名の異なる品種があります。
(北インドはまだ日本に入っていないようです)
東インドの大きな特徴はレモンの香りがするシトラールという成分を西インドよりも多く含むこと。
そして、株元がアントシアニンを含むため赤くなることも東インドの特徴です。(株元が赤いので西インドとは簡単に区別できますが、逆に同じように株元が赤いシトロネラと間違いやすくなります)
実は薬学部の先生も他のボランティアの皆さんも東インドのことをご存知なかったんですね。もともと薬草園にある西インドレモングラスがあまり香らないと仰っているので「東インドは西インドよりも香りが強いんですけどね」なんてボソッとつぶやいたら、「東インドがあるの?」となって、大騒ぎになりました 笑。
東インドの苗がタイミングよく入手できたので、薬草園に寄付したら、栽培員さんがとてもいい場所に植えてくださって。小さな苗がこんなに立派に育ちました。
思った以上に葉の香りも良くて。10月に開催された市民公開講座と学祭でゴーヤと東インドレモングラスをブレンドしたお茶をお出しすることになりました。私が提案したハーブティーだったこともあって内心ヒヤヒヤでしたが、とても好評だったのでよかったです。
東インドと西インドの大きな違いがもうひとつ。
東インドが花を咲かせて種をつけるのに対して、西インドは花も咲かず種もつけません。なので、東インドは種まきで増やし、西インドは株分けをして増やします。
ちなみに薬草園の西インドはこんな感じ。
1株ではなくて5株くらいあるのかな。とにかく巨大 笑。
2~3年おきに株分けをしているそうですが、薬草園に植え付けてからもう10年以上経つんだそう。株分けすると株がリフレッシュされることが多いのですが、香りが戻らないならば新しい株に更新する必要があります。(これはなかなか言い出しづらい…)
もし、うちのレモングラスも香らない…という方は春先に株分けをして植え替えるのをおすすめします。
東インドは西インドに比べて寒さに弱いので、株元を保温しておかないと…。温室じゃないから花は咲かないかもですが、頑張って冬を越してもらえたらなぁって思います。
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