この間Amebaにぜんぜん気を配りませんでした。

理由は色々ですが、まとめると「偏り過ぎた」からです。(汗)


それで、今に至りますが。


韓国ではMnet韓国からリアルバラエティショーの「Super star K2」が放送されました。

これはアメリカの「アメリカンアイドル」のような物ですが、Super star K2だけの余所もあったし、審査委員も韓国の音楽界ではとても有名人。ほとんど韓国国内だけ有名ですが、アジアで有名なWonder girlsをプロデュースした人もいました。


プログラムの目的は「大手メーカーによって病んでしまった韓国の音楽界に力を与えよう!」で、日本で有名な少女時代とかKaraなどが牛耳る韓国の音楽界を10年前のようにもっと元気な姿に戻したい国民の願いでもありました。


約134万人がオーディションを受けまして、本選まで生き残った11人はみんなと合宿する事になりました。

そこから色んなドラマが出来たわけで。


その中で色んな想いを持って出場した人がいまして、


ロック一途で生きてきた男。

自分だけのために組を裏切る娘。

脱落して帰りの荷物をまとめながら「もう一人ぼっちになりたくない」と涙する二十歳の娘。

「アメリカンアイドル」でベスト20まで伸し上った伊達男。

換気扇の修理バイトで生きているが歌う事(夢)を辞めなかった男。


視聴者からのメール投票とミッションで与えられた審査委員の歌を歌ってポイントをもらい、誰かが落ちる事になります。


視聴率はまるで国民の願いを示しているが如く小さいCSなのに地上波の裏番組を全部押さえるぐらい。


修羅場を生き抜いてきた審査委員の鋭いコメント。

いくつは自分の胸に響きました。


この番組からのコメントで有名になったもの

1.凄いが感動はない (腕はあるが心と個性が見れない人へ)

2.震えるのも腕だ (自分の実力を見せられなくて悔しがってる人へ)

3.この人はもう精神的に負けた (腕は良いが気を張れず落とす人へ)

4.「この道じゃないと絶対だめだ」こんな人じゃないと要りませんよ (落とす人へ)

5.「一流って本人は何の感覚もないのに他人が感動する事で、

   二流って本人と他人が感動する事で、

   三流って本人は感動するが他人は何も無いことですよ」

6.一番はとても大事です。人がやってる事をやるとしたらとても上手くやるべきです。




最後は参加者と国民の願いを込めたメール投票で最終戦が行われました。


繰り替えられるミッションで現れる参加者の姿で国民は熱狂し、緊張が続く中で優勝者は決まりましたがこれもまた感動的で、


「換気扇の修理バイトで暮らしているが歌う事(夢)を辞めなかった男」が見事優勝しました。

歌は超上手いし、思いやり、出身背景など…「普通英雄」に相応しい条件を揃いましたね。


韓国内でも凄い話題になったものですから、韓国語が出来る人は検索をかけてください。



PS

普通10分を超えない自分のバラエティ集中力が2時間の中で全く落ちないぐらい凄いバラエティでした。

ここであった話全てがリアルなのが人を集中させましたし、「凄い」を超えて「感動」を感じました。



自分にはタイ人の友達がいます。

Super juniorと言うSMエンターテインメントのアイドルユニットの凄いファンです。


どれほど好き?と言われると「韓国に住み着く」ぐらいまで至りました。

普通語学とか何かの勉強をしながら住み着く事なら解りますが、どっちにも入っていません。つまり普通の観光客で長期間滞在出来る部屋を見つけ(これは自分の手伝いで 汗)、一日中Super juniorを追っかけます。スケジュールが無いとそのまま家でバラエティ三昧。


普通そんな事出来ませんよね(汗)


これからある日あった事を書きたいと思います。


韓国で「ボリョン」と言う田舎があります。韓国の西側で海に接し、Beachがあります。

実はそこのBeachは夏になるとMud festivalが行われ、世界中からたくさんの若者が訪ねて来ます。


そこのオープニングイベントにSuper juniorが出る事を知ったあのコ達がこう言いました。


コ「連れてって」


簡単に「うん」と答えましたがそれからの申し込みに頭を抱える事に


コ「ソウルへの道を彼らと一緒にしたい!」





えええええええええええええええええええええええええええええええ?






クラット「運転はするけど、追っかける?ちょっと待ってよ!」


コ「オッパなら出来る」

と簡単に言われました。


はい。バイクで腕を鍛えた事で荒い運転には自信がありましたが車でやった事はありませんでした。

それをやるなんてあのコも無茶な…


「何とかやってみる」しか言えませんでしたね。




それからボリョンのBeachへ。

舞台でSuper juniorの出番が終わったから彼らが乗った車を探して高速へ。

雨も降って、人は全部で6人乗り危なさ120%のお祭りセットです


しばらく時間が経ち、おそらく60kmぐらい走ったからいきなり後ろから現れました。


騒ぐコ達。

それに呆れながら黙々と後ろを追っかけます。


後ろから現れた所はオービスが決まった区域を押さえたせいで誰も飛ばせませんでした。

でもオービスの区域を抜けたからあの大きいディゼル車が猛ダッシュ!


びっくりしました。最近のディゼルはターボが付いてる事を知っていましたがここまでとは思いませんでしたね。

車のGearがオートマじゃなくマニュアルなのでこっちもおっかけますが1500ccの車では歯が立たなかったです(汗)。

でも意地を見せ、ようやく後ろに付くために出したスピードがメーター読みで200km/hでした。(…)


それから100kmぐらいずっと追っかけの連続でしたがオービスの他でスピードが180km/h下に下がる事はありませんでした。

西ソウルTGから離れてしまい、追っかけは終わりましたがタイ人のコ達は凄く満足しましたね。

幸せいっぱいで騒ぐコ達を見ながら思いましたね。


「これ、いけるな」