2009年4月上旬。
卵巣癌の術後化学療法のため、再び(嫌な言葉…。)T大病院に入院病院

実はこのT大病院、翌月にはぴっかぴかキラキラの新病棟へ
お引っ越しすることが決まっていました。

そのため、院内はガッラガラショック!
新規入院は極力抑え、入院患者も出来るだけ退院したのか?
空きベッドはすでにマットレスがはずされています…。

いよいよ一回目のTC療法の朝。
急性アレルギー等に備えナース・ステーション裏のリカバリー室へ移動走る人
担当看護師さんはいつも爽やかな星さん星
仕事はてきぱき、だけどとても穏やかで、静かに強い人グッド!

前夜に入れてもらった点滴ルートに、星さんが優しくおしゃべりしながら
点滴をつないでいきます。

この匂いかいだだけで気分が悪くなるひともいるんだよ。

ええ~ガーン
まだタキソールの前のアレルギー止めだったせいか、
わたしにはアルコール臭しか感じなかったのだけど…。

星さんが言っていたのは、いわゆる“予測性嘔吐”汗
かくいうわたしも、治療の説明時には主治医の若先生に、
ありったけの不安感を伝えていましたあせる

シスプラチンに比べ、TC療法は格段に副作用が軽いですよ。

と若先生はおっしゃるものの、やっぱり不安で不安でしょぼん
点滴を入れる前から、ナウゼリンを服用して対処しました。
(この頃まだイメンドもナゼアも無かったんだわね~σ(^_^;))

その後、タキソール→爆睡ぐぅぐぅ→昼食→カルボプラチンと順調に進行砂時計
最後に流しの生理食塩水で点滴無事終了チョキ
始まりは朝の8時過ぎ。終わったのは夕方4時過ぎでした。

心配していた点滴後の副作用は、軽い胃痛や食欲不振がありましたが、
薬でなんとかかお
骨髄抑制もまだ初回ということでさほどでもなく、点滴の日から
一週間程で退院にチューリップ赤

しっかり感染症の予防をビックリマークとの星さんアドバイスを胸に、
帰り際、これで見納めとなるレトロ病棟を目に焼き付けました目

あちこち古びててボロかったけど汗
ベッドも電動じゃなくて、術後はかなり泣かされたけどダウン
ここで治療したい、そう思わせる何かが、ここにはあったよ晴れ

ありがとう。
そして、さらば!、レトロ病棟病院