阿久根市のリコール選挙で
結局、新人の西平氏が当選した。

これには強い違和感がある。

しかも、僅差である。800票もないだろうか。
結局、市長を支持する人間は
阿久根市の投票率85%、そのうち4割近い。

つまり、阿久根市では、竹原前市長が
相当な、影響力を持っているということである。


つまり、西平氏が阿久根市の市長になっても
議員の大半が竹原派になる可能性が高く
結局、西平氏の言う

「対話と改革」というのは
絵空事にしかならないのである。

単純に考えてみよう。
竹原市へのリコールは300票程度だったのである
それで、今回竹原市に投票された票差は
800票程度。つまり、西平市長が何かの失策をした場合

西平氏は一気に、負けるのである。

さらに、竹原派として議員が当選し
既存勢力が負ける可能性も大きいだろう。

そうなれば、西平氏は
あっという間に、不利になる。
現状でも不利だろうけど。


つまり西平氏を選ぶことで「混乱」がさらに深まる。

竹原氏を選択すれば、行政上だけの
混乱である。

阿久根市の市民は
本当に正しい選択をしたのか、非常に疑わしいのである。