こういうの、『僕が考えた最強の治療法』じゃなくて、ちゃんと言い出しっぺがいるので、自分に責任はない、自分も学んで試して正しさを確認したから、人にも教えてあげて問題なしとなっているのが、一番の問題かと。…
— ナカイサヤカ@フル💉♿ 『陰謀論からの救出法』翻訳出版しました) (@sayakatake) March 2, 2026
ナカイサヤカ@フル💉♿ 『陰謀論からの救出法』翻訳出版しました) (@sayakatake)さんのポスト。
甲野善紀先生の自身の経験から「火傷の直後には温める」投稿がXで話題になっていた。
個人が勝手にやる分には自己責任の範疇だが、他人に広めるのは良くないという意見が大半。
今の常識で危険で怪しい情報は、元ネタを探し断たねばならない。
野口整体の影響かな?と思って調べてみたら、あの野口整体ですら火傷は冷やすとあるらしい。
で、ご自身のブログを調べたら・・・あった。
2016年11月27日(日)随想録に「火傷は温めるとよい」とある。
2011年6月3日午前11時過ぎのツイート
(この前の火傷の手当てのツイートを昨晩遅くアップしておいたら、複数の方々から「火傷は温めた方が良い」というツイートをいただいたので、以下2つのツイートにその事を書いている。つまり、「私が火傷は温めると良い」と知ったのは、この2011年6月3日の午前中である)
火傷の手当て法についてツイートしたら、「火傷は冷やすよりも温めた方が治りが早いですよ」と複数の方々から教えていただいた。「毒には毒を」の同種療法の原理だとか…。
確かに火傷はすぐ冷水で冷やせというのは、いかにも常識的で「本当にそうなのかな」という疑念が多少あったので、次回の火傷では「温める」という方法を試みてみたい。
(中略)
この方法は以前私が火傷をした時の事をツイートした際、何人もの方々から「そういう時は流水で冷やしたりせずに、その部分を湯に入れたり、ドライヤーで温めたりした方が治りが早いのです」というリプライを頂いた事に始まる。
「火傷はとりあえず冷やせ」というのは常識中の常識だが、そこを敢えて「温めよ」というのは、何だかホメオパシー的発想で興味を惹かれ、「これは本当に有効かもしれない」とは思ったものの、やはりためらう気持ちはあった。
しかし、その後、たまたま人と食事をした際、鉄板焼きの鉄板で火傷を負い、ちょうどそこに土瓶に入った熱いほうじ茶が置いてあったので、湯呑にそのほうじ茶を入れ、そこに指を突っ込んで試してみた。
結果はきわめて良好で、その日の夜は火傷した事すら忘れているような状態となった。
今回は火傷してから少し時間が経っていたせいもあってか、効き目が今ひとつな気がしたが、今日になってみると、一体どこを火傷したのかほとんど分からないような状態になっていて、あらためてこの火傷時の温熱療法の威力を実感した。
私の場合、これで二例目だが、火傷を負った時温めるという方法は、今まで私が知った火傷の手当法の中でも出色の方法だと思う。関心のある方は、あまり酷くない火傷で試されることをお勧めしたい。
(中略)
私自身何度か試し、私の話を聞いて試みた何人かの体験談などから、「火傷は暖めろ」は私の中で新たな常識として定着している。しかし、いったい誰がそのことに気付いたのかということについては、かねてから興味があった。
それが今回、名古屋の講習会にわざわざ九州から参加したE女史から「『火傷した時暖めろ』というのは、ヨーロッパの料理人の間では常識のようですね。火傷した時、熱い湯気にその部分を当てるようにと言われているようですから。」という情報を得た。
このE女史からの話しで「火傷は暖めろ」という現在では、まだあまり世間で常識化していない話の起源が分かった気がした。こうしたことは、湿潤療法などと同じく、恐らく他にもまだまだありそうである。
これを読むと、「毒には毒を」の同種療法の原理とかホメオパシーとか甲野先生が如何にも好きな思想を元にした数人の体験のようだが、その後に「ヨーロッパの料理人の間では常識」と言った一人の女性の話で信仰が強化されたという・・・
結局、昔から変わらぬいつもの甲野先生であった。
更に興味のある人は、「本当にヨーロッパの料理人の間では常識」なのかを調べてもいいと思うし、「九州から参加したE女史」を探し出して聞くのもありかもしれない。