唐突にヴァイオリンの話をしてごめんなさい。

実は私は幼い頃からヴァイオリンをゆるゆるやってまして歴は多分20年弱くらいになります。


ヴァイオリンは「大人からはじめるには難しい」とよく言われてしまうけれど実際にはどうなのか。経験者である私からお伝えします。


Q1.ヴァイオリンは始めづらい?
よく言われますが、ヴァイオリンは意外ととっつきやすい楽器かもなと思います。
管楽器と比べると、ヴァイオリンは音自体は割と出やすいです。
それに、楽器の値段も安いものだと3万円くらいでも買えます。管楽器に比べると最低価格が安いです(逆に最高価格は管楽器に比べ高い)
以上のことからヴァイオリンは意外ととっつきやすいとも言えます

Q2.ヴァイオリンは難しい
人にもよりますし、どこまでのレベルに持っていきたいかにもよります。
まず言っておきたいのは、弦楽器は上手い下手関係なく、幼少期から始めた人・それ以降に始めた人はすぐにわかります。
遅くに始めた人でも上手な人はたくさんいます。たくさんいますが、どんなに上手い人でも幼少期から始めた人とは構えも音も違います。これは多分いくら頑張ってもどうしようもできません。小学校3,4年生以降に始めた人で上手いなと思った人はたくさんいましたが、その中で音が綺麗だなと思った人は1人もいませんでした。
つまり弦楽器は幼少期から始めた人にはどんなに頑張っても追いつけません

ただ技術的に難しいこの曲が弾きたい、とかでいいのであれば大人になってからでもその技術を身につけることはできます。ただ、コンチェルトなどですと、かなり頑張らないと無理です。




ヴァイオリンの難しさというのは、極めていくところにあります。
管楽器をやっている友達の話を聞いて思うのは、管楽器に比べて弦楽器は楽器としてのポテンシャルがそもそも高いです。(自由度、とも言い換えられるかもしれないです)
だから中級までは割とすんなりいけますが、そこから上級になるまでめちゃめちゃ時間がかかります。
(これはピアノにも言えるんですが)


ヴァイオリンとはそういう楽器です。楽しいですが、ある程度弾けるようになるまではめちゃめちゃ大変です。