このときのわたし
彼の笑顔に浸っているんじゃなかった
そう、彼はわたしの友達が好きだった
わたしと出会う前から
友達に彼氏がいることは知っているのだろうか
この友達のことだから、すべて 謎 なのである
彼氏という存在がいても 韓国男性を求めていた
友達は 謎
そんなことは分かっていた
それでも 彼が友達の彼氏の存在を知ったとき
彼はどんな顔をするのだろう
そんなことばかり思っていた
決して口にはできなかったけど
歩いて
彼の仕事も終わり、わたしもプレゼントを渡せた
そしたら、わたし帰るね
と言うと、
この後、用事はない?ないなら新宿まで一緒に歩こう
すぐ家に帰るつもりでいたけど、予定変更。
一緒に新宿まで歩いた
隣にいる、まだ会って2日なのに、
隣を歩い てる
それだけで、幸せな気持ちになった
新宿で彼は買い物をするらしい
一緒に見てまわる??
と、
でもわたしは誘いを断り、さよならした
そのとき、彼の顔を見て、友達の顔がよぎったから
そう、彼はわたしの友達が好きだったから
2回目
そして、次の日わたしはお礼をするために
ささやかなプレゼントを片手に彼のお店へいった
夕方に仕事が終わるということだったので
その時間に合わせて向かった
これで会うのはまだ2回目。
恋心なんてないと思うのに、やっぱり胸の鼓動は高鳴るばかりだった
仕事が終わって、プレゼントを この間はありがとう という言葉と一緒に渡した
彼は
わざわざ、このために来てくれた?
と目を丸くして驚いていた
そして、笑顔になり
ありがとう
と、喜んでくれた
嬉しかった。
この笑顔がわたしに向けられたものだと思うと
ほんとうに嬉しくなって、
わたしも笑顔を返した