例年通り、微妙な体調になってまいりました。花粉のせいなのか、単に季節の変わり目だからなのかわかりませんが、仕事が無いと寝てばかり。こういうときに限って、なぜか家に人が来る。といっても、主に業者さん。換気扇の風力測定、配水管清掃、宅配その度に寝ぼけ眼で応対して、帰った後に部屋の乱雑さに落ち込んでみたり。どうやら、ちょっと難しい本を読むといもはあまり使っていない脳の一部の回転数が無駄に上昇して、明らかに考える必要の無い余計なことが頭の中をくるくる回って、気分が落ち込むらしい。前にデパス飲んだらすっきり治ったんだけど、そこまでやるほどでもないかなぁという状態。で、読んでたのはこれ社会は存在しないセカイ系文化論非常に面白かったです、はい。演劇とか映画は全然知らないことばかりだったけど、落語の話が一瞬出てきて、そこら辺が面白かった。阜サ上の制約があると、受け手に委ねる部分が多くなるので、結果的に阜サ可狽ネことが増えるのかなぁなんてことをらら考えた。落語が面白いのはそこだよね。音だけで聞くと更に良かったりするし。ま、セカイ系とは関係ないけど。職場でハヤカワのの話になって、久々にハインラインを読んでるところ。次はカードを読む嵐閨Bあと、告白ってのをだんなが買ってきたので一気に読んだ。んー、微妙。読む必要性を感じない本でした。年のせいかも。小説を書くためのプロットを読んだ、という印象。読後感は良くもなく悪くもなく。もしかしたら、太宰みたいに代のときに読んだら滅多打ちにされるのかなぁとも思ったけれど、それにしてはいろいろあざとすぎる、というか。先生の台詞があからさますぎてまらないのかも。どの登場人物も、行動が一直線なのも気になった。たとえば自分の子供が死んだら、何かもっと右往左往というか、いろんな情報に迷ったり、時間とともに考えが変わったりするんじゃないのかなぁ。どの人も首尾一貫しすぎてて、作り物っぽいというか人間味が感じられなかった。延々喋り言葉というのもけっこう疲れた。あ、あと文体がいかにも私小説で、古いというより懐かしい印象。何はともあれ、さくっと読めました。