毎朝ストレートアイロンで髪の毛をセットする姿も
苦手だった
だから髪の毛も見ないようにしてた
彼は私より女性らしいところがあった
記念日が好き
誕生日は0時に電話をすると
なんでメールじゃないの?と
文句を言われた
思い出にメールを残したいらしい
一緒に出かけたチケットも宝箱的な箱に
しまっていたらしい
そんな感じだったから
誕生日占いの本を買ってみた
たしかに分厚くて文字が小さかったけど
占いの本だし難しいことは書いてない
一緒に楽しめると思って
開いたら
「小さい文字見ると頭痛くなる」
と本気で拒絶された
この瞬間
一気に引いてしまったのを覚えてる
今でもこれが別れの決め手というくらい
この本を読めないことに
私は衝撃を受けた
私にとっては、すごく大きな問題だった
彼はコンビニでいつも
週刊誌やスポーツの雑誌を立ち読みしていた
その情報を自慢げに聞かされていたし
小さい文字だよね?と思ったけど
考えないようにした
荒れてた高校に通っていたようで
カバンの中は髪の毛につける
ワックスだけ入れてた
と言っていた
スポーツの推薦で入って
先輩からのいじめにあって
数ヶ月でその高校に入り直したらしい
私は部活も勉強も真面目な方だったから
そういう面でも合わないなぁ
と思っていたのに
なぜ彼と一緒にいたのだろう
女性でも男性でも
何にでも真剣に打ち込む人が好きなのに
私は中途半端が大嫌いで
こだわりの強い性格…
結婚というワードがちらつき始めてから
地獄に引きずり込まれるような感覚があった
結婚を意識し出したのは
付き合って1年が経った頃
私が飛行機や新幹線でないと
会えない地方へ転勤してからだ
そこでも
終わっても終わっても
また新しいノルマに追われる
苦しい日々だった
逃れるためには結婚しかないと
思っていた