彼は
「要は」
が口癖だった
どうにかして
すごいねって言わせたかったんだろうな
どうでもいい情報に
知ったかぶり
どの言葉も軽い
全て透けて見えて
薄っぺらくて
心は冷めていく
くだらないなって
彼も私の
何か期待の反応とは違う態度に
いつもヤキモキしていたのだと思う
私の友達に
俺の過去の恋愛に全く興味がないし
聞いてこない
やきもちを妬かない
と相談していたらしい
なるほど
私は彼に本当に興味がなかったのだ
私のことを好きな誰か
都合のいい人がそばにいてくれれば
それで良かったのだと思う
ある時
totoで200万当たったから
結婚式やハネムーンにハワイへ行けるよ
と言われた
だいぶ後になって、結婚の話が進み出した頃
やっぱりあれは外れてた
totoは数日経ってやっぱり違ったってことが
よくあるんだって
と…
そんなことあるの?
その時宝くじ系のことはよく知らなかったから
そうなんだーくらいに流していた
当時全ての話を興味あるふりして流していた
親指と人差し指を目一杯広げて
父さんは
これくらいボーナス現金で持って帰ってきてた
(20センチくらい?)
と、
何回も言うから
100マンの束ってこれくらいだから
1,000マン近くもらってたんだね
って言ったら
そんなにはごにょごにょごにょ…って
それ以来ボーナスの話はしなくなった
実家は昔一軒家だったけど
小学校が建つから立ち退きになった
と彼から聞いていた
ある時旅行先からお土産を彼の家(実家暮らし)へ
送る時の住所の控えを見て
地図で調べたら、古い団地だった
立ち退いたらお金結構入りそうだけど…
立ち退きの後に団地??
団地でも別に構わない
自分を大きく見せたり
嘘をついたり
その人間性に失望してしまう
もしいつか実家に行くことになった時に
どんな嘘や作り話をのせてくるんだろうと
それを聞かされる想像をして
胸が苦しくなっていた
何が本当で何が嘘か全く見えない
知るのが怖い
私も知ろうとしなかった
そもそも
彼に興味がなかったのだから
彼と付き合う前
当時の私は
とにかく私のことが大好きな人と付き合いたい
と念じてた
私のことが好きであれば他に何もいらない‼︎
くらいに…
そうしたら出会ってしまった
昔から念が強いんだろうなと
感じることが結構あり…
平気で嘘をつく人
自分を大きく見せる人
とは付き合わない
自分が幸せになるようなハッピーなことを
念じようと
というのが私の頭にインプットされた