※いつか、そんなこともあったなと読み返して笑えるように、今後の自分に活かせるように体験談の記録残しです。長いです。




去年の11月に飛行機の予約をして、それから色々調べて、予約を失敗したりもしながら計画を練ってたのしみにしまくってた日♡

午後お休みをとってワクワクしながら駅でG-mailを開いたら…

何かメールが来ている。

タイトルの英文はちゃんと見ずにメールを開く。

日本語は下にと書いてあり、まずは英語の文が出てくる。

スクロールして日本語のところまでいくと…







え?????




ひさしぶりに失恋したときのような、胸というか喉というか食道というかが、ぎゅ〜っっと締め付けられるような苦しい感覚に襲われました。



え、うそ、ちょ ちょちょと待って


私が乗るのLCCだし何も書いてないから代替便はないってこと

メール読み返してももちろん何も書いてない


他の便に変更できるけど1日1便しかないから早くても明日の同じ時間

でも見てみるともう5日先しか空席ない


駅のホームで電車にも乗れず必死でスマホを操作しました。


でも私はスーツケースを空港に送ってしまっていたので、とりあえずそれを取りに行かないといけない。だから成田には向かわざるを得ない。



他の航空会社の便はないか見つつバスで成田に向かいました。


バスの中で荷物預けてる会社から引き取り時間過ぎてると連絡が来たのですが、周りが何も見えてなかった私は(半分以上外国籍の方だったしいいかと思ってしまった)、普通に電話に出て対応してしまう。


向かうバスの中でもとりあえず当日予約できないか各航空会社の空席を探すも、空席なしかバカげた金額の航空券しか出てこない。



とりあえず空港に着いて荷物を受け取りに。


いってらっしゃい。というスタッフさんに、

欠航になっちゃったんですよ…と言うけど、珍しいことでもないのかさらりとかわされ?、最終的にはいってらっしゃいとまた言われ終わりました。


決まり文句だから仕方ないんだけど、だから行けないんだって…と思いながら、バンコクに向かう航空会社を調べ、複数の航空会社のカウンターの人に声をかけ、大きいスーツケースを引きずり、成田の第1ターミナルと第2ターミナルを行き来しながら数時間。



この時点で選択肢は2つ。


タイ旅行は諦めて帰る。

キャンセル料とられるものもあるけど、返ってくるものも比較的多かった。スワンナプーム国際空港の送迎も問い合わせたら無料でキャンセルできるから決まったら早めにしてねと丁寧に教えてもらう。


バカげた金額の片道チケットを買ってタイに行く。

飛ぶLCCはもう席がない。唯一あったのはANA便。でも金額がありえないくらい高い。通常ならその半額の値段でも100%買わないし、1/4の値段でもかなり悩む。



2月に入ってからいいことがなく、39.3℃まで熱が上がって(翌日37.5℃以下になったから病院には行かなくて、コロナかインフルかただの風邪かわかってない) しばらく体調でしんどい日が続いたり、仕事も思うように捌けなくて精神的に辛かったりしたのですが、このタイ旅行があったからどうにか乗り越えられたようなもの。


それがここに来てなくなって、どれだけ2月は運がないんだとガチで空港で泣きそうになってました。


だからすぐに諦めることがどうしてもできなかった。



いい歳して困ったときは母親に連絡してしまう人間なので連絡したら、お金貸そうか?とか笑ってくれ、悩んでるなら行ってくれば?と言われたので、お金はまた稼げばいいと自分に言い聞かせ、意を決して三度ANAの発券カウンターへ。


その前に欠航になった航空会社の係の人がチェックインカウンターに来ることをANAの人が教えてくれていたのでまずそちらに行き、帰りの便だけ残して行きの便だけ払い戻しはできるかを確認しました。


可能とのことだったので予約番号と名前を伝えました。


ANAの発券カウンターには金額確認で二度行っていて、カウンターの人も欠航があったことは知ってくれていました。


でも本当に高すぎる金額だったので、最初に対応してくれた人も、だいぶ高いですよと教えてくれたし、二度目と三度目のカウンターの人もすごい心配そうに金額提示してくれました。


私も泣きそうだったしすごく丁寧に対応してくれた気がする…。



とゆうことで、大金払ってタイに行くことにした私。


でも空席はほぼなくて、大金払ったのに真ん中の席…と自動チェックインをしながら後悔が始まる。


荷物を預けて中に入り、有料のシャワーを浴びてラウンジへ。


そしてラウンジで後悔がピークに達します。

後悔しすぎてお酒飲む気にもならずお昼まともに食べてないのに食欲もほぼなかった。


でももう預けた荷物を飛行機に積むために作業は進んでるはずだし、お金も払っちゃったんだから戻れないぞと自分に言い聞かし気持ちを落ち着かせます。


さらにここで自分のミスに気付く。


私はsimカードをすでに買っていたのですが、差し替えるためのピンが付いていない。


え、バンコク着いたらすぐにネットに繋ぎたいのに差し替えができない…


安全ピンも持っていないし保安検査場通過後のエリアには危険物ということで安全ピンや缶バッジのようなものは売っていません。


シャープペンでいけるというのを調べたのですが安いものでも600円する…


大金支払ってるのでお金はできるだけ使いたくなくて、いろんな売店を見ていたところ、これならいけるかもというペンを見つけました






HI-TECのペン。

こっちなら200円ということで買ったらいけました。


これで安心したというか、そっちに自分の気がいっていたので、後悔とか少し薄れて心も少し落ち着いた気がする。



飛行機の座席は真ん中でしたが、立てば視界が広い席を選び心苦しくならないようにしました。


精神面がやられているときは電車のような閉じられた空間もしんどくなることが過去にあり、目の前が壁だったり視界が狭いと過呼吸を起こしそうになるんです。


両隣とも外国籍のおじさまでしたがにおいもなくとりあえず安心。これ本当に安心した。


通路側のおじさまはワイン10杯は飲んでたと思うけど…だからだんだんワイン臭してきたけど、そのときには私はもう存分にANA便満喫しようと前向きだったので大丈夫でした。


ビジネス乗れる金額払ってましたが、やっぱりANAは良いなと思ったし見たかったアナログ見れたし、旅はプライスレスだと思い込み全力でタイを満喫して帰ろうと思えました。


↑このカフェ一度行ったことあって、また今度行こうと思う





食欲はまだもどらなかったので天丼完食はできませんでした。


出発時間は遅れたけど予定より早く到着して予約してた送迎車とも無事に会えて、タイでの滞在はとても良きものとなりました。




また今日書いた内容含めてvlogにしたりブログにも書けたらなと思います。

(もちろん成田で悩んでる間の写真なんてないですが、ひとつ床だけ動画撮ってた。心理状態思い出せない。謎。)



欠航になった便も、自分でネットで手続きをしたら手数料とられた なんでやねん みたいな事言ってる人もSNSで見ましたが、私は直接伝えて処理してもらったからか手数料とられることもなく、片道分だけ3日後くらいにはすぐに返金されていました。


LCCだからめちゃくちゃ安いけど、だからこそそれで行けてたらすごくよかったんだけど、もうどうこう言っても仕方ないですよね。



・何が起きるかわからないから、金額の壁があってもできるだけLCCは避けること

・当日のチケットはバカ高いということ(JALもえぐかった)

・空席さえあればZIP AIRは1時間前までネットで予約が可能だということ

・LCCは当日チケットが欲しくても空港では買えないということ(人件費がない分安いのよね)



自分の精神面含め学ぶことが多かったです。


あ、これが今「不安」っていう精神状態だ。

とか自分のこと何度か客観的に見てました。



帰国日はお願いだからメール来ないでと思いながら何度もG-Mail開いてしまいました。

メール来ちゃったのですが、タイトルには「Delay」の文字。

何にも問題ないです。飛ぶなら何時でも。




そんなこんなで絶望から始まったタイ旅行でした。


カードの引き落とし日までモヤモヤは続きますが、結果行ってよかったです。たのしかったです。


ANAがメインのカードなのでマイルもたまったのでよかったかな。




長い文読んでくれた方いらっしゃいましたら、最後までお付き合いいただきありがとうございました。



vlogにもしました🥲