「あ、幹也さんでしたか。」 「おい愛菜、どういうことだ!?もうネガティブのやつ来てやがるぞ!」 「はい、そろそろ来る頃だと思ってました。」 「はぁっ!?やつらの来る30分前には実行予定しとけっていつも言ってるだろ! 」 因みに現在進行形で怪物──ネガティブから距離を取り続けております。 「だって8時40分じゃ区切りがよくないじゃないですか…」 「あぁもう、そういう問題じゃないだろっ!」 「まあウダウダいってても始まりません。ここはサクッとやっちゃってください 。」 「はぁ…あとでヤクルト10本パックな。」 電話を切り、ネガティブに向かう。 そして後ろポケットから───iPodのような小さい機械を取り出す。 「おいネガティブ、一つだけ言わせてもらう。 お前のものは俺のもの! その絵はゆずらねーぜ?」 音楽再生機の真ん中のボタンを押す。 ─と、同時に軽快な音楽が流れ始め、どこからともなく現れたベルトが腰に巻か れる。 「変身!」 俺はその音楽再生機をベルトのバックル部分に横から差し込む。 『チェンジ…“コモン”スタイル』 ベルトから片言ボイスがだされ、俺は─── ─────戦士になっていた。
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