I want to be ... -3ページ目




ふみやに影響されて書くので死ネタ注意









余命1ヶ月。
医師の言葉が突き刺さる。

「ウソ...ですよ、ね?」

「残念ですが...あなたは」

長い病名がつらつらと医師の口から告げられる。
が、そんなことはもう俺の耳には入らない。

「はい...わかりました...」

「明日からでも入院してください」

「はい...」




出張先から帰ってきて何日も激しい胸の痛みと吐血が続き、病院に行った。

余命1ヶ月、なんて。

突然過ぎて信じられんわ。

「ひーくん?どうしたの??」

「ん、あぁ、みーか...」

心配はかけたくないが...緑には言っておくべきか...



「...ひーくん...冗談やめてよ...笑えないよ...それ...」

「嘘やないねん。」

「...せりには黙ってていいの...?」

「おう、言う気はない。あいつには何も知らずに幸せにいてほしい。」

「...そう...」




せーが寝てから色擬荘の全員に打ち明けた。

泣く奴もいれば、辛そうな顔で頷く奴も、普段はしないような真面目な顔の奴も。

「明日から入院、なんやけど、せーには普通の風邪だって伝えてくれ。死んだ後は長い出張に出たとでも...」

「お前、それでせりが喜ぶとでも思ってんのか...!?」
紫が立ち上がる。

「俺の最期のお願いや。...頼む。」

「......っ、もう知らねぇ....!!」
そう言うと自分の部屋の方へ帰ってしまった。

「ごめんね、ぱーくん気が動転してるみたいで...」
茶が優しく言う。

「いや、いいんだ。」




色擬荘で過ごす最後の夜。
あっという間だったが、みんなとたくさん話ができた。