ふみやに影響されて書くので死ネタ注意
余命1ヶ月。
医師の言葉が突き刺さる。
「ウソ...ですよ、ね?」
「残念ですが...あなたは」
長い病名がつらつらと医師の口から告げられる。
が、そんなことはもう俺の耳には入らない。
「はい...わかりました...」
「明日からでも入院してください」
「はい...」
出張先から帰ってきて何日も激しい胸の痛みと吐血が続き、病院に行った。
余命1ヶ月、なんて。
突然過ぎて信じられんわ。
「ひーくん?どうしたの??」
「ん、あぁ、みーか...」
心配はかけたくないが...緑には言っておくべきか...
「...ひーくん...冗談やめてよ...笑えないよ...それ...」
「嘘やないねん。」
「...せりには黙ってていいの...?」
「おう、言う気はない。あいつには何も知らずに幸せにいてほしい。」
「...そう...」
せーが寝てから色擬荘の全員に打ち明けた。
泣く奴もいれば、辛そうな顔で頷く奴も、普段はしないような真面目な顔の奴も。
「明日から入院、なんやけど、せーには普通の風邪だって伝えてくれ。死んだ後は長い出張に出たとでも...」
「お前、それでせりが喜ぶとでも思ってんのか...!?」
紫が立ち上がる。
「俺の最期のお願いや。...頼む。」
「......っ、もう知らねぇ....!!」
そう言うと自分の部屋の方へ帰ってしまった。
「ごめんね、ぱーくん気が動転してるみたいで...」
茶が優しく言う。
「いや、いいんだ。」
色擬荘で過ごす最後の夜。
あっという間だったが、みんなとたくさん話ができた。