みなさん、こんにちは。

大阪にある隠れ家『生活雑貨Pachira(パキラ)』です☺️

 

いつも当店をご利用いただき、ありがとうございます。

「あなたの生活に自然と調和を」をモットーに、健康志向の方にオススメのオーガニック雑貨やハンドメイドアクセサリーなど、多くの商品を取り揃えております。

 

オーナーの梶清智志は、SDGs(エスディージーズ)などの環境問題や国際問題を解決できるように、少しでも貢献できるようにしていきたいと考えています。

 

今回はSDGsの目標14『海の豊かさを守ろう』について話していきます。

目標14:海の豊かさを守ろう

【課題】

世界の海洋は、その温度、科学的性質、海流、生物を通じ、地球を人間が住める場所にしているグローバル・システムの原動力となっています。私たちの雨水、飲料水、気象、気候、海岸線、私たちの食物の多く、さらには私たちが吸い込む大気中の酸素でさえ、究極的にはすべて、海が提供、制御しています。しかし現時点では、汚染による沿岸水域の劣化が続いているほか、海洋の酸性化は、生態系と生物多様性の機能に悪い影響を与えています。これによって、小規模漁業にも悪影響が及んでいます。
海洋保護区を実効的に管理し、しっかりと資金を供給する必要があるほか、乱獲や海洋汚染、海洋の酸性化を抑えるための規制の導入も必要となっています。

【引用・出典:2030 SDGsで変える(朝日新聞)

 

地球の面積の7割を占める「海」。

この豊かな海は地球のあらゆる命の源で、その海から私たちは生きるための食べものを含め、沢山の恵みを得ています。

しかし、その海が今深刻な問題を抱えています。

 

1つは、魚の獲りすぎ獲りすぎで多くの海の資源が減ってしまったことです。

世界的な健康ブームで魚を食べる人が増え、魚を獲る量が増え、それに伴い違法な漁業も増えています。

その結果、魚資源が減り、まだ十分に利用できる水産資源がたったの6.2%になってしまいました。

 

 

もう1つは、私たちが出すゴミや排水で海が汚れてしまっていることです。

コロナの影響もあって、ゴミ箱が撤去されたり、旅行へは行けないから近場で川遊びをされる方もこの夏は多かったのではないでしょうか。

 

川で捨てられたゴミは海まで流れていきます。

本来、私たちが生きていく上で大切にしないといけない海の資源を、自分たちの手で汚してしまっているのです。

 


【出典:Edu Town SDGs(わたしたちがつくる未来)

目標14のターゲット

 

【出典:イマココラボ

 

以上がSDGsでの世界的な取り組みです。

こうして見ていても、海の資源を守る動きや違法な漁業による魚の獲りすぎを防止するような取り決めをしていく動きが見えますね。

 

世界全体で意識して取り組んでいくには、国の垣根を越えて人は生きている限り海の資源とは切っても切れない関係だと思いますので、世界が一丸となって取り組んでいきたい問題です。

 

今度は身近に私たちが今から出来ることについて考えていきましょう。

 

【私たちに出来る事】

◆マイバックやマイペットボトルを持ち歩く

プラスチックはゴミとして捨ててしまうと、ほとんど分解されることがありません。
そんなゴミの最終行き着く場所は海です。
 
魚の獲りすぎで魚が減り、ゴミが増えることでいつかゴミが魚の量を上回ってしまうかもしれません。
いつまでも美味しい魚を食べれるよう、ゴミは分別し捨て、リサイクルできるものはするようにしましょう。
 
 

◆サスティナブルシーフードを食べる

サスティナブルシーフードは、『MSC認証』と『ASC認証』の2種類の認証マークが付与されていて、スーパーでもよく見ると見分けが付きます。
それぞれの違いは、『MSC(天然)』『ASC(養殖)』。
 
特に注目されているのが『ASC認証』で、養殖は近い将来訪れるであろう食糧不足を解消する上でも重要な役割を担っています。
 
ASC認証は、人や環境、社会にとってプラスとなる養殖場を認証しているため、消費者の手の届く魚介類は安心して頂くことが出来ますし、日本では現在67の養殖場が『ASC認証』を受けています。
【出典:SDGs ONE by ONE
 

◆ビーチクリーン活動に参加する

前の文面でもお伝えした通り、ゴミのポイ捨てにより海の資源が危険にさらされています。

その大きな要因となっているのが「マイクロプラスチック」と呼ばれる、人には視認しづらい細かな粒子として使用されているプラスチックです。

 

これを餌と間違えて食べてしまう魚が食べ、それをまた人間が食べるとなると人にも悪い影響を与えます。

そうならない為にも、ビーチでのクリーン活動に参加してみるのもいいかもしれません。

 

課題は大きいですが、1人1人が気づき、知って、行動していく事で、確実にこの課題や他のSDGsの目標も達成出来るはずです。

その行動が周り回って、私達の生活や世界へ良い影響となる事を祈ります。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

SDGsの目標達成には、日本でも注目が高まっています。

ぜひ、一緒に地球の未来をよくするために考えていきましょう。

 

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