Chiaki side.
「「「かんぱーーーーーーい!!!」」」
今日のライブも大成功。
メンバーもスタッフさんも気分がよくて
今はみんなで打ち上げ中。
宇「千晃~?」
「宇野ちゃ~ん えへへっ」
宇「うわっ千晃だいぶ飲んだんじゃない?」
「そんなことないもーん!
あっ、でもトイレ行ってくるね~っ」
宇「一人で大丈夫?」
「ダイジョウブ、ダイジョウブ~
もう~ママみたいなんだから~フフッ」
宇野ちゃんとそんな会話をして
一人で個室を出てトイレへ向かう。
........
トイレを済ませて個室に戻ろうとすると
「うわぁ!」
個室までの道は壁がガラス張りになっていて
外が見えるようになっていた。
ふと斜め上を見ると
どうやら今日は満月だったみたい。
「きれ~~~い!!」
少し外の空気も吸いたくなって
個室には戻らず出口へと向かう。
誰かから連絡がきても大丈夫なように
携帯持ってきたし、、
そうして外を出ると夏前の
少し蒸し暑いような、
それでも心地よい風が吹いて
少し酔って火照った体にはちょうどいい。
お店の横にベンチがあったので
そこに座って少し空を眺めていると
「......なにしてんの。」
誰かの声が聞こえる。
上を向いたまま少しだけ視線を横に向ける。
「真ちゃん!」
與「こんなとこでなにしてんの。」
「ん~?今日は満月だよ、真ちゃん。」
與「あ、ほんまや。」
「綺麗だねぇ~~~」
與「....ちあちゃん、酔ってんの?」
「え~?なにがぁ~?」
與「なにがぁ~やなくて。笑」
「すこーしだけ酔っちゃったから
トイレ行ったついでに外の空気が吸いたくなったの。」
與「......ふーん。」
「なによ~まじめに答えるとほんと面白くなさそうな返事するよね、真司郎は。」
與「そんなことないわっ」
「まーいいから真司郎もココ座って見てみなよ~」
そういって少し強引に真司郎の腕を引っ張り
横に座らせる。
與「いたいいたいっ分かったからっ!」
「へへ~~っほらぁ~綺麗でしょう?」
與「.........せやな。」
それから2人で会話もなくただ月を眺める。
静かだけど居心地はいいんだ。
コテンッ............
與「....ちあちゃん....?」
「......真ちゃんの隣はいつも落ち着くねぇ。
真ちゃんの隣にいるの好きだなぁ~っ。」
お酒が入ってるから
素直に気持ちを伝える。
與「.......ちあちゃん。」
「ん~?」
與「それってどーゆー意味?」
「......え?」
與「いや、、それってメンバーの中でメンバーとしてってことなん?」
「......いきなりどうしたの真ちゃん。」
與「.......まぁええわ。なんでもない。」
「も~っ。なによ~~変な真司郎。」
...............
........
「.......スゥゥ..............」
與「.....え、ちあちゃん?」
「................」
與「マジか。千晃~~~っ」
「................」
與「......爆睡ですか。」
どうやら真司郎の肩にもたれてる間に
寝ちゃったみたい。
「....俺は一人の女の子として好きなんやけどな。」
真司郎がつぶやいたことなんて
知るはずもなく。
「まっ、伝えるのはもうちょっと後ででいっか。」
