写真の部屋から狭い通路を通り、階段を上がって2回の展示室へ。
大きな部屋の一画に模型があった。
全てが白い石膏細工か何かで作られている。
収容所に着いたばかりの人々。
その下は、男女に分かれて、女性ばかり。
シャワー室に入ると言われたシーンだろうか。
その横はずらりと並んだ火葬場。
そのまた下の部分はガス室。
白い、ひとつひとつは小さな身体なのに、近づいてみるとその阿鼻叫喚が伝わって来る。
汚い貨車に乗せられ、やっと降りて手続きを終え、シャワータイムだといわれて裸になって入ったところが、実はガス室。
実際は殺されるまでに人によりパターンがあったようだが、その1つを異様なリアリティで示してくれる展示だ。
撮影場所:Unnamed Road, 32-600 Oświęcim, ポーランド
撮影日 :2019年9月11日
撮影機材:Olympus OM-D EM-5 MarkⅡ
+ Olympus M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm 1:3.5-6.3 EZ ED MSC