航海九十日目。

出港から早3ヶ月。もうそろそろ、今回の旅も終わろうとしている。

思えばたくさんのことがあったなぁ

えっと、、、


カニに吸い込まれたり、

オーロラがジュースになったり、

おっくが人形になったり、

だいもんとごでぃが人間になったり。


前回以上に怒涛だったなぁ。





さ、明日は上陸の日。今度の祭りのために気合入れて海賊旗作ったぜよ!

当日はこれをおいらたちの目印にするんだい!



航海八十六日目。

怒涛の一週間が過ぎた。あー日誌を書けないくらい忙しい。やることたっくさん!



今日は、それぞれの店長のところでどんなお店を出すか(飾りとか)とかどんなパフォーマンスしてお客さんを喜ばせるかとか考えた。



ふぅ、普段使わない頭を使ったからもうくたくた…

でもでも、なかなかおもろいアイデアがばんばんでてきた!すげーぞみんな!

もう、楽しすぎてはらかかえてわらってもた。





これからはこれを形にする期間。みんな気合入れていくぞ!(と日誌で書いても意味ないか…)


うおー怒涛の三日連続日誌!

航海八十一日目。


看板が完成したぞ!


記念に写真撮ったぞ!





ただそんだけ~


航海八十日目。

今日は気分が乗ってるので書いておこうと思う。

今日は今度の祭りで出すお店の看板を作った!


おいらたちは、海賊だからって脅したり、無理やり料理を食べさせるわけじゃない。

おいらたちの作った料理を食べて笑顔になったり、パフォーマンスで笑ってもらうことが大切なんだ。

そして、いつか世界を救うんだ!


って副船長が言ってた。最後の分がよくわからんかった。

ま、でもペンキ塗り塗りしたり、木切ったり、日曜大工は大好きだからめっさたのしかった!

これをみて街のみんながおいらたちの料理を食べるのかと思うと今からウキウキだ!




あーはやく祭り来ないかな~



航海七十九日目。

新たな仲間も増え、今回の祭りの場所(実は船長の故郷!)もきまったことだということで、今日から祭りの作戦会議に入ったのだ!

毎回毎回、幾多の試練を乗り越えて未知の食材を手に入れたあと、おいらたちホラ吹き海賊団はそれをどっかの街の祭りに行ってふるまうことにしている。昔いたポリショボイサーカスみたいでおいらは好きだ!


さてさて、今回はKatzのカニをメインにするということで、「どこにどんなお店出す~」とか「どんなことしたら村人はおどろくだろーねぇ」とか話した。


あと二週間しかないけど、めっさおもろい仕掛けかんがえるぞ~


追伸。

最初の話し合いの写真はっとく

はや11月。忙しさにかまけて、すっかり日誌を忘れていた。
もちろん、今回の旅もこれがメインだったわけで。。。


うちの船は冒険や美味・珍味集めっていう目的もあるのだけど、もう一つ大きな目的がある。それが、お祭り。

毎年、航海から帰ってきてはどっかの祭りに出向いてそこでお店を出すことにしている。
こいつが結構好評で(そりゃ、世界中からすげーコックと食材とレシピ集めてるんだから当たり前なだけど)今年もやることになった。

だから大忙し(汗)

メニューの決定から、どの町の祭りにするかとか、今回の店長はだれがやるかとか、いろいろ考えなきゃいけないことがあって…てーへんだ


そんなこんなで、この船も一気にお祭りムード。もう完全に海賊ではない。まぁ発想ややることは海賊なんだけどさ。もう、何にも奪ってないじゃん。完全にいい人たちだよね。ま、いまの海賊の定義ってこうなんだっけか。おいらが古いんだね。


そんなこんなであーおおいそがし。


でもでも、日々を記すことも大切だろう。たまにはこうやって書こうと思う。


あ、今年はコマバという街の祭りに決まったよ。

うっしゃ!もどれるぞ~

というわけで、なんとまぁ、ちゃんと海に戻ってこれた。といっても、相変わらずマストは直っていない。じゃあどうしたかというと、ほらあれですよ。うちにはなんでも食べ物に変えちゃう魔女がいるわけで、氷も一応食べ物なわけで。




というわけで、海を氷に変えてその上をすべるという大胆アイデアによってなんとまあ、氷から海に戻ったここ東青海でも、なんとか船は進んでいるわけです。

ただ、誤算というかアクシデントがありまして、なんとあのベストの高井くんがついてきてしまいました。あの巨大なカニをも倒した怪力でこの船をぶっ飛ばしてくれたまではよかったのですが、遠心力をつけるために(砲丸投げのように)紐をつけて船を飛ばしたせいで、高井くんもおまけで付いてきてしまったのでした。


あぁ、大丈夫なのだろうか。
ま、いいや。なんかみんなとも打ち解けてるし。とりあえず、今回の祭りでは店長でもやってもらおう。そんな感じになっています。

あれから友情について考えることが多くなった。船長に妹との戦いを邪魔されて、なぜかこの船に乗ることになってしまったのだけど、居心地が良くって居座ってしまったおいら。
でも、ここの奴らとの関係って何なんだろう。そんな疑問があれ以来浮かんだりする。


友情と言えば、船長と副船長もよくわからない間柄だ。話してるところあんまり見ないし、特に共通点があるわけでもなく、そもそもこの船は副船長のもので、たまたま船長がいなかったからみーくんが船長になったって聞いた。それくら薄い関係。
なのにどうしてだろう、二人には僕らには見えない何かがある気がしてならない。

そういえば、あの二人にはそれぞれ右腕と左腕に同じような傷がある。それは、腕をくっつけるとちょうど一つの傷に見えるくらいピッタリ同じなんだ。

かなり前だけど、そのことを噂してたコックが副船長にぼっこぼこにされてたっけな。どーせばかなことして捕まりかけたんじゃないのとか言ってたんだっけか。


よくわからないけど、やっぱなんかあるだろうな。うん。


そんな平凡な日誌。

どうやら今日は10月10日らしい。
ずいぶん日誌を忘れてしまっていた。
なんせ、あのあと、あの巨人の男と仲良くなって、彼の村に一緒に行ってカニを食べまくり、飲みまくり、祝いまくってたからだ。もう、10日連続で騒いでる。もうこれは呪いの儀式に近いくらいやばい雰囲気。みんなやつれてる気がする。


ま、何はともあれ、カニをゲットできた。なんていうか、あの男、カニ取り名人らしい。さすがあの筋肉。さすが冬に裸にベストを着る男。もう毎日カニばかり食べさせられるものだから、若干飽きてしまった。そろそろもやし飲みたい。パンケーキも恋しい。


が、しかしだ、帰れない状況だったりする。あのあと、思い余った男が船長に抱きつこうとして、間違ってメインマストに抱きついちゃって、、、マストが折れた。メインが折れた。
あわわ
直径何メートルの木だと思ってんだよ。船長死んでたぞ。



そんなこんなで、マストが治るまでここで休んでる最中なのだ。

もう今日がいつかわからん

僕らの目の前にいたあの男は、僕らを目にするなりこう口にした。


「友とはなんだ」




うーん、とりあえず誰向けに質問したのか分からに位に大きな声だった。でも、なんか泣いてるみたいだった。
誰も何にも答えなかった。おいらたちは黙ったままだった。


「命を伴にするもののことだ」



遠くの方からそう聞こえた。船長の声だった。

「そうか、ならお前は友のためなら死ねるというのか」
「いんや」
「それでは命をともにするとはいえないだろう」
「ばかじゃないの。誰も命をはれなんていってないだろう。そんな重々しかねーよ。命ったって寿命のことだ。つまり時間だ。同じ時間をともにするやつのことを友というんだよ」



ベスト一枚で寒そうなその男は黙ったまま泣いていた。



もう、やっぱりわけのわからない状況。どうやら友達の猿を栗と臼と蜂と牛糞とこのカニにやられたらしかった。あぁ、サルにも友達いたんだ。とか思ったけど、たしか結構感動的な話だったんだけど、もう全面的に却下。書くのがめんどくさい。
またこんどまとめて書こうと思う。