皆さん、
家を建てる前や建てた後に、
家について
誰かに相談したことはありますか?
実際、
誰に相談するのが正解か、
これまでの経験から、
少しお話しさせていただきます。
少し言いづらいこともありますが、
お伝えしますね。
結論から言うと、
家のことについては現場監督経験者、
法律のことについては設計者が
適任だと思います。
まず、
私は現場監督の立場です。
主に建築事務所が設計した
新築物件や
公共物件の新築、改修を
担当してきました。
木造、RC造がメインの建築会社で
10年以上勤務し、
担当した物件がテレビや雑誌に
掲載されることもありました。
それだけ有名な建築家さんが
関わっていたということですね。
正直に言うと、
建築業界は経験が重要です。
良い建物を造ったり、
家を長持ちさせるのも、
指示を下す人の
経験に依存します。
50人程度の建築家と会った中で
「この人はすごい」と思えたのは、
1割にも満たないです。
私が「すごい」と
感じる建築家さんの条件は、
お施主様のこと、
施工納まり、
材料について把握した上で
設計している人です。
デザイン、見た目、
変わった材料だけにこだわる人、
施工方法や材料費、
使い勝手を考慮しない人も
少なくありません。
あまりにひどい設計さんとは、
お施主様のためにならないということで
揉めることもありました。
そんな事で、
材料の特性や
修繕方法については
設計者よりも
現場監督経験者が詳しいことが多いです。
一方で、
建築基準法などの法律については
設計者が詳しいです。
ただし、
建築は経験が全てなので、
経験の少ない監督の場合は
何か相談しても
「これ以上は無理ですね」とか
「こんなもんですよ」
と言いがちですね。
実際に
僕のお客様の中には、
家を建てた会社に「無理だ」と言われ、
私に依頼してきた方もいます。
もちろん、
本当にどうにもならない場合もありますが、
ほとんどの場合は解決策がありますよ。
持ち家の皆さん、
家についてのご相談は経験豊富な現場監督に、
法律のことは設計者に
相談するのが良いでしょう。
経験がより豊富な人に相談することで、
より良いアドバイスが得られますよ!
建築ピンチランナー株式会社